トヨタ 車種別故障事例

ヴァンガードでよくある故障と修理費用

エンジンオイルが減りやすい2AZエンジン

ACA33W・ACA38W型ヴァンガードには、あのエンジンオイルを馬鹿食いする2AZエンジンが搭載されています。

エンジンオイルの減りもさることながら放っておくとエンジンブローにもなりかねないこのエンジンの持病ですが、一応リコールで無償修理が可能となっています。

しかし、このリコール整備でECUの書き換えやピストン周りの部品を対策品に交換しても一向に良くならないものもあるようで、ヴァンガードに乗りつづけるには、ガソリンの残りを気にするのと同

様にエンジンをオイルの消費も常に気にしなければならないようです。
ラゲッジスペースにエンジンオイルを常備しておきましょう。

 

アイドリングの不調とエンスト

これはいまだに解決しているものではないものなのですが、アイドリング中にエンジン回転数が500rpmぐらいまで下がってしまい、ノッキングを起こしたりエンジンがストップしてしまう事例があります。

噂によると点火系のトラブルによる失火やCVTの不調ということが言われていますがどれも決定打に欠けるようです。

最悪エンジンの乗せ換えということになりますがそこまで行くと完全のエンジン自体の不良ということで保証期間内であれば、無償で交換することになります。

保証期間外でも特に他に原因が見当たらない場合は無償で行うことになると思われます。

 

警告灯のオンパレード

ヴァンガードによくある話なのですが、エンジンチェックランプやスリップ表示灯が点灯し、VSCがOFFになっていることをしらせる表示灯が点滅することがあるようです。

こうなっていても普通に走る分には全く影響がないらしいのですが、ブレーキペダルを踏んだ時にフロントブレーキが効きすぎて、前につんのめるような状態になるようです。

こうなる原因はどうやらVSCに関わるブレーキ圧を検知する設定が悪いようです。

VSCはいろいろなセンサーから供給されるデータをつかって走行姿勢を安定させようとするもので、その中にどれくらいの力でブレーキペダルを踏んでいるかを知ることができるブレーキ圧センサーというものが付けられています。

そのセンサーの設定が悪いためにブレーキ自体にも悪影響を及ぼしてしまい、ECUはこれを異常と検知してこのような状況になってしまうらしいです。
場合によってはブレーキ圧センサーの不良ということもあるようですが、ほとんどの場合設定のリセットとブレーキ検知設定の調整を行えば、直ってしまうようです。

 

「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」

ヴァンガードが故障!修理か?買い替えか?迷う…
その問題の正解を詳しく教えます。

↓ ↓ ↓

※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。

 

運転席パワーウィンドウのモーター故障(異音)

RAV4のロングバージョンであるヴァンガードではRAV4と同じトラブルが出ています。

それもそのはず、ほとんどと同じ部品で作られているのですから当たり前です。

軽度なもので結構あるのがパワーウィンドウの故障、特に運転席のパワーウィンドウは多く、上げ下げするときにモーターの唸るような音がするとか、途中で止まってしまうなどといった症状をあらわします。

こうなってしまう原因はパワーウィンドウ用のモーターの故障で、修理をするにはこのモーターを交換しなければなりません。

モーター1つ当たり15000円ぐらいかかりますので、運転席のパワーウィンドウだけならこの金額に5000円ぐらいの工賃を加算した金額がかかるということになります。
このモーターは社外品としても売られているのでそちらを使った方が1/3程度の部品代で済ますことができます。

 

ヴァンガード定番の水漏れ

水漏れ、いわゆる冷却水漏れもRAV4と同様にヴァンガードで多いトラブルです。

特に多いのがウォーターポンプの故障からくる冷却し漏れで、ウォーターポンプの内部から漏れてしまうので厄介です。

パッキンなどのゆるみや剥がれによる冷却水漏れであれば数百円の部品代に工賃で比較的安い金額で直すことができるのですが、ウォーターポンプから冷却水漏れがあるとなるとウォーターポンプごと交換しなければなりません。

ウォーターポンプは意外と高い部品で新品で2万円近くします。

それなら同等の品質である社外品やリビルト品を使った方が明らかに安く済ませることができるでしょう。
部品代だけでも1万円もあれば十分ですから・・・。

 

車内に入ってくるにおい

ヴァンガードに乗っている方がよく口にするのがキャビンがオイル臭いという言葉です。

ガソリンエンジンをフロント部に備え、走行風を受けて走っているので、どの車でもエンジン回りの匂いが多少するものですが、ヴァンガードの場合は明らかに臭いようで、リヤバンパー近くにある通風孔をテープなど塞いでしのいでいる方も多いと聞きます。

こうなる原因は、明らかに外から排気ガスがキャビン内に入ってきているということで、そして更に正常な排気ガスの状態ではないということです。

風向きなどで多少排気ガスの匂いが入って来るのは仕方ありませんがオイル臭いのは完全に異常です。

実はこの車につけられている2AZ型エンジンは別名オイル喰い虫といわれるぐらいオイルの消費が多く、ほとんどがシリンダー内に入り込んで燃焼されてしまうのです。

これはサービスキャンペーンのもなったオイル上りによるものですが、実はこのサービスキャンペーンの整備を受けても完全には直らないようなのです。

どうやらこの匂いはヴァンガードに乗っている以上は諦めなければならないようです。


車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇
👇👇
故障車・廃車を含む中古車査定を精選、おすすめはどっち?

 

-トヨタ, 車種別故障事例
-, ,