日産 車種別故障事例

ラティオでよくある故障と修理費用

アイドリング時の振動

ラティオでよく聞くスロットル関連のトラブル、その中の一つがスロットルバルブの不良によるもので、急にエンジン警告灯が点灯し、エンジンが止まってしまうというもの、恐ろしいことに走行中にいきなり止まってしまうこともあるようで、かなり危険なトラブルとなっています。

こうなってしまうのは電子スロットルに組み込まれている安全装置的な機能が何らかのきっかけで機能してしまうせいで、そうなる前に前兆としてアイドリングの低下やノッキングなどを起こすこともあるようです。

これだけ危険なものですのでリコールになってもいいような気がしますが、日産ではサービスキャンペーンどまりとなっており、スロットルボディ自体の交換を無償で行ってくれるようです。

 

運転席側のパワーウィンドウが動かない

ラティオによくあるトラブルに運転席側のパワーウィンドウがうんともすんとも言わないというものがあります。

助手席側のパワーウィンドウが運転席側のスイッチで開かなくなるという症状はサービスキャンペーンで無償交換となっているようですが、運転席側の不具合はこれには該当しないようです。

運転席側のウィンドウといえば一番動かすことが多いのでこれが壊れると大変です。

原因はいたって簡単、劣化によるパワーウィンドウスイッチ内部のショートであることが多いようで、修理もパワーウィンドウのスイッチを入れ替えるだけで済みます。

費用も工賃込みで1万円以下となります。

 

エアコンの風が出ない

まだティーダ・ラティオと呼ばれていた時代のSC11型ではエアコンの風が出なくなるというトラブルが多いようです。

エアコンの風を作り出しているのはブロアモーターという扇風機のようなもので、たいがいの場合このブロアモーターが壊れているということが原因となるのですが、この車の場合はそれ以外にも配線における不具合というものも出ているようです。

これはブロアモーターの回転数を制御しているブロア・レジスターという電子パーツに差されているコネクター部がショートや加熱などで溶け落ちて接触が悪くなるというものらしく、原因はわからないそうですが、ブロアモーターやブロアレジスター、コネクターなどを交換すると直るようです。

ブロアモーターが15000円ぐらい、ブロアレジスターが3000円ぐらい、配線類が2000円ぐらいと全部で2万円ぐらいの部品代と工賃がかかります。

 

「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」

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※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。

 

小型モデルゆえのトラブル

ラティオに乗っている方からよく聞くのが、運転席に座って運転していると右側からキュッキュッと車の動きに合わせて音がするというものです。

特に男性や体重の重たい方によく出るようで、小柄な女性や体重が軽い人からは効いたことがありません。

実はこのことシートの側面とボディがこすれる音で得のどこかが壊れているとかそういったことではないようなのです。

要するにシートに人が座ることによってシートのクッションが外側に膨らみ、それがボディの内側に干渉して、音を立てるというものらしいです。

ラティオは小型セダンですのでキャビン寸法も控えめ、それによってシートとボディとのクリアランスが少なく、場合によっては干渉してしまうということらしいです。
修理は・・・する必要がありませんというかできません。

 

リヤシートの下から異音

ラティオを長年乗り続けている場合によく報告されるトラブルが運転中にリヤシートあたりからキーキーという何かをひっかくような音がするというもの。

どうやらリヤシートの下の方がから聞こえてくるようですが、それ以外これといって関連するトラブルが出ていない様子です。

この音の原因はリヤシートのスライド用のシートレールに問題があり、走行中の振動によってシートが多少動き、その時のこの音を発生させるようなのです。

この音が出た時にシートを前後に動かすと直ることがあるようですが、一時しのぎであることが多く、根本的な修理はやはりシートレールを交換するしかないようです。

部品代と工賃あわせて5万円ぐらいかかるようです。

 

アクセルペダルを踏んでも走らない

ブレーキが効かないということも怖いですが高速道路上で後続車がどんどん来ているときにスピードが落ちていくこともかなり怖いものです。

ラティオはそういったことになる可能性があるようで、いきなりアクセルペダルを踏んでも全く反応せず、エンジンはかかっていても止まるしかないような状態になってしまうようです。

その症状はスロットルチャンバーの汚れから間違った信号を出してしまい、それを受けたECUは緊急事態ということでスロットルを閉じてしまうことによって起こるようです。

前兆としてエンジンチェックランプの点灯というものがあるらしいので、その段階になったときにスロットルチャンバーのクリーニングなどを行った方がいいでしょう。

わずか5000円ぐらいの費用をケチったために大事故を起こしてしまってはたまりませんので・・・。


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