ホンダ 車種別故障事例

オデッセイの故障、修理費用【2020年4月最新版】

アイドリングが不安定(RB1)

RB1型オデッセイで信号待ちなどでアイドリング状態にあるときに、エンジン回転数が不安定になり、止まりそうになると、持ち直して、止まりそうになると持ち直しての繰り返しをしたり、持ち直すことなく止まってしまうという症状が出る車が年々多くなってきているようです。

これはRB1という年式的なものからくるもので、その根源となっているのがスロットルボディ内の不良や汚れの蓄積からくるようです。

修理をするにはこのスロットルボディを交換、あるいは洗浄しなければなりませんが、年式的なことを考えれば、思い切って交換してしまうのがいいと思います。

RB1のスロットルボディは工賃込みでも5万円ぐらいで交換できますので、5回ぐらい洗浄したら交換するというサイクルを保てばスロットルボディが原因のトラブルは未然に防げると思います。

実際にRB1オデッセイでアイドリングが不安定になっている動画


ステアリングが重い(パワステの故障)(RB1、RB2)

RB1、RB2でよくあるのが走行中にいきなりステアリングが重くなること、いわゆるパワーアシストがまともに働いていないということになるのですが、実はドライバーが見逃しがちな前兆というものいくつか報告されているようです。

ステアリングを回すとエンジンルームから異音が聞こえる、パワーステアリングフルードがあふれている、漏れているというもので、こうなってしまった後にステアリングが重たくなることが多くなっています。

この症状はパワーステアリングポンプの異常として見ることが多く、パワーステアリングポンプ以外にもリザーバータンクやホース類なども同時に交換することでこのトラブルを解消することができるようです。

パワーステアリングポンプが悪さをしているのでそこだけ変えればいいように思えますが、どういうわけか周りもすべて交換しないとまた同じ症状が出るようです。

部品代に5万円ぐらい、工賃に1万円ぐらいの費用が掛かるでしょう。

※実際にパワステが故障した人↓

3.RB1オデッセイ後期(白) 2013-2016
恐らく私が1番ぶっ壊すぐらいに乗り回したオデッセイ。
パワステポンプや他の故障が相次ぎ最後はセルモーター破損で廃車

4.RB1オデッセイ前期(銀)2016-
急な廃車で用意したオデッセイ
わずか1年ほどのうちに3度も事故に合っている車
現在不具合が多く廃車の見通し

— 夢想 (@musouryuuki) 2017年12月22日

ホンダ オデッセイ
パワステオイル漏れの為パワステホースを交換致した
パワステオイルがなくなるとパワステがきかなくなりハンドルが重くなります
またオイル漏れするとエアコンコンプレッサーやオルタネーターなどの部品にも影響を及ぼし故障にも繋がります#カノガワ自工#オデッセイ pic.twitter.com/sIH6VqjfMX

— カノガワ自工(有) (@kanogawa1) 2017年8月24日

純正HDDナビの故障

オデッセイにはホンダインターナビというインターナビ同士の連携で精密な道案内を行うことができるHDDカーナビが純正で用意されています。

このカーナビを付けている方の中にはこのインターナビ自体の故障によってカーナビが全く使えない状態になっている方が結構いるようです。

1つの症状としてプログラム更新の際に「電源を落とさないでください」の表示がされたまま全く動かない状態になるというものがあり、こうなってしまうとどうすることもできません。

この状態を解消するにはディーラーで修理をお願いするしかないようです。

どこをどう直したのかはあかされていませんが、修理費用として8万円程度かかるようです。


ATミッションの故障(RB型)

これはRB1だけによく起こるトラブルらしいのですが、アクセルペダルを踏んでもスピードが上がっていかない、金属同士がこすれるような音がする、トランスミッションの滑りを感じる、何かが外れたような音がする、ある一定のスピードに達すると極端にエンジン回転数が下がってしまうなどという症状に見舞われることがあるそうです。

これはRB1型に搭載されている5速オートマチックトランスミッション特有の故障事例で、修理にはミッションを交換するしかないようです。

費用としては新品部品を使って直すと25万円ぐらい、リビルト品を使うと20万円ぐらい、中古品を使うと16万円ぐらいとなるようです。

RB1オデッセイで実際にATの異音が発生している動画



ドアミラーが外れる

普段オデッセイに乗っていても意外と気が付かないトラブルがあります。
それがドアミラーカバーの脱落です。

ドアミラーはミラー面の反対側は樹脂製のカバーがはめ込み式で取り付けられている構造となっていて、通常ではまず外れないようになっているのですが、オデッセイのドアミラーはそのはめ込みが甘いせいか振動などによってドアミラーカバーが外れることがよくあるそうです。

しかし、ドライバーは意外と気が付かない、確かにドライバー目線で見ればミラー面しか見えませんし、外からもドアミラーを見ることもないので、気が付いた時にはどこで落としたかすらわからない状態になっているということです。

これは補修部品としてホンダディーラーから購入することができますが、片側で4,000円ぐらいと結構な値段がするので、中古品を探して付けるという手もあります。
中古品であれば1,000円ぐらいで手に入れることができます。

エンジンオイル漏れ(にじみ)の持病

オデッセイに搭載されているK24A型エンジンにはオイルにじみの持病があります。
にじむ場所はクランクケースとオイルパンの間からで、オイルパンを交換しても全く効果がないようです。

どうやら原因はオイルシールであるようです、メーカーからはこのトラブルに対する対策品が出されているようで、このオイルシールに交換すればほぼ完ぺきに直すことができるようです。

オイルシール自体は3,000円以下で購入することができるので、修理費用もそれほどかからないと思いがちですが、

オイルシールを交換するにはエンジンオイルを抜いて、オイルパンを1度取り外して、再度取り付け、そして最後にエンジンオイルを入れなければならないので、1万円以上の工賃とエンジンオイル代がかかってしまうので、結構な金額になってしまいます。

 

「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」

オデッセイが故障!修理か?買い替えか?迷う…
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※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。

 

床下からガラガラ音(触媒の経年劣化)

走行距離が伸びているオデッセイによくありがちなトラブルがフロア下からの異音です。

この異音はガラガラとかカラカラといったようなもので、エンジン回転数にあわせて音が変化するという傾向を持ちます。

オデッセイではよく下回りを打ってしまうことがあるため、それによって何か部品が外れたのかと思ってしまいがちですが、調べてみてもどこにも外れて形跡はなく、振動を与えても音はならないようです。

この症状は実は触媒から出ています。

オデッセイの触媒は内部の作りが悪く、経年劣化によって内部が粉砕してしまうことがあり、それが触媒の中で暴れてしまうようなのです。
その音がガラガラ、カラカラなのです。

修理にはこの触媒の交換を行い、修理費用として約10万円ほどの費用が掛かります。

中古品などもありますのでそれを使えば半分以下で直すことができますが、また同じ症状が出る可能性が高いのでできれば新品か社外品として発売されているスポーツ触媒などを付けた方がいいかもしれません。

※ツイッターで実際に故障されている方を発見しました↓


ウォッシャー液の勢いが弱い

普段あまり使わないものですがいざという時にないと困るウォッシャー液ですが、ほとんど使わないせいか意外と壊れていることに気が付かない方も多いのではないでしょうか。

ウォッシャー液が出てこない、出てもウィンドウの途中までしか届かず元気がない、作動時にやたらと音が大きい、こういった症状になったらウォッシャーモーターの交換が必要かもしれません。

オデッセイのウォッシャーモーターは耐久性が乏しく、比較的よく壊れる部分で、ウォッシャー液周りのトラブルの場合、このモーターを交換することでほぼ完治させることができます。

オデッセイはフロントウィンドウ用に1つ、リヤウィンドウ用に1つ、合計2つのモーターが必要ですが、前後で違う部品を使っているため、それぞれ1つずつ用意する必要があります。

修理費用は部品代としてモーターが1つ2,100円、それの工賃が5,000円ぐらいと前後交換したとしても1万円を見込んでおけば大丈夫でしょう。

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