車の電源ロッドトランクリフト電気ハッチテールゲートストラット自動リアドアアクチュエータbmw X3 F25 2011〜2017
X3のオイル漏れ
X3でもBMW定番のオイル漏れが発生しているようです。
X3の場合はオイル漏れを起こすことが多い場所とエキゾーストマニホールドの位置関係から白煙を発生することもあり、見た目的には大惨事なっているように思えますが、単なるオイル漏れですので落ち着いて対処しましょう。
X3でよく漏れる部分はタペットカバーの脇につけられているバルブトロニックモーターのシール部です。
ここからオイルが漏れるとすぐ下にありエキゾーストマニホールドに垂れてしまうことがあり、エキゾーストマニホールドの熱によって白煙やオイルの燃える匂いを発生させることが多いようです。
修理はこの部分のオイルシールを交換することになります。
BMWのディーラーはオイル漏れが多いことを理解しているようでこういったオイルシールやパッキン、ガスケットなどは随時在庫を持っているのですぐに対処してくれるでしょう。
工賃込みで1万円といったところでしょうか。
冷却水漏れからオーバーヒート
X3でよくあるもう一つのトラブル、それは冷却水漏れです。
冷却水が漏れるところはラジエーター、X3のラジエーターはコアはアルミ製なのですがサイドタンクやラジエターホースをつなげる部分は樹脂製で、経年劣化や素材の違いによる熱膨張の差によってこの樹脂製のサイドがタンクがぱっかり割れてしまうことがあります。
割れてしまうと冷却水はだだ漏れ状態になりますので、それのまま走ってしまえばオーバーヒートを引き起こすことになります。
X3ではサーモスタットも不具合を起こすことが多くなっているので、ディーラーに預けたついでにサーモスタット交換もした方がいいでしょう。
費用はラジエーターが純正品で5万円ぐらい、社外品で3万円ぐらい、サーモスタットが12,000円ぐらいと冷却水が3,500円、そして工賃を含めると6万円から8万円ぐらいの費用となります。
ショックアブソーバーからオイル漏れ
X3はクロスオーバーSUVとして作られていますが、それはあくまでも販売戦略上そういった形で売られているだけで実際には3シリーズなどのセダンモデルと構造的にはほとんど変わりません。
足回りに関しても同じでショックアブソーバーなどもX3だからといって特別なものが与えられているわけではなく、オンロード用のいたって普通のものが付けられています。
そういった車でいくらクロスオーバーSUVだといってもオフロードをガンガン走ってしまうとサスペンションの大きな負担がかかってしまいます。
その結果がショックアブソーバーのオイル漏れ、これを引き起こす車のほとんどがX3でオフロード走行をしたものでショックアブソーバーにはたくさんの砂や泥などがついていることが多いようです。
その砂や泥などがショックアブソーバーのシャフトから入り込んでしまい、それが砂噛みをおこし、オイルシールを劣化させ、そこからショックアブソーバーのオイルが流れて出てきてしまうのです。
ここまで来たら交換しかありません。
ただ、純正品が一本7万円から9万円もしますのでもしかしたら社外品に変えた方がいいのかもしれません。
ATの不調
BMWの車相変わらずトランスミッションが弱いようで、このX3に至ってもいろいろなトラブルが出ているようです。
ATFの漏れから始まって、変速ショック、変速不能、トルクコンバーターの滑り、ロックアップクラッチの損傷などオートマチックトランスミッションのすべてのトラブルが出ているといっても過言ではありません。
こういったトラブルが出た場合、ディーラーでは間違いなくオートマチックトランスミッションの乗せ換えで解決しようとします。
乗せ換えといっても国産車のように10万円や20万円で出来るというものではなく、新品のオートマチックトランスミッションで60万円ぐらい、リビルト品を使ったとしても40万円より安くはならないでしょう。
故障の内容によってはBMWの知識な豊富な整備工場で分解修理をすることもできますがそれでも補修部品自体がかなり高いので乗せ換えとそれほど違わないくらいの費用が掛かってしまうようです。
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エアコンのトラブル
X3ではエアコンのトラブルも結構出ています。
ドイツの設計では日本の高温多湿の環境に適応できないのか、最初はよく効くが短期間でだんだん効きが悪くなっていくという傾向を持ちます。
よくあるのがエボパレーターからのエアコンガスの漏れで、エボパレーターと配管のつなぎ目から漏れたり、エボパレーター自体から漏れたりすることが多くなっているようです。
修理としてはエボパレーターの交換をすることになりますが、部品代がかなり高いということにインパネなまわりをすべて取り外さないと作業ができないということからとんでもない金額の工賃が上乗せされてしまいます。
工賃含めての修理費用はざっと見ても25万円ぐらい、エボパレーター1つ交換するのにこれだけ掛かってしまうのはやはりBMWの車だからでしょう。
エボパレーターはリビルト品や中古品なども出回っていますが、費用のほとんどが工賃であるためそれを使ったとしても思ったほど修理費用を安くすることはできないでしょう。
冷却水漏れが弱点
X3に搭載されているN52B25A型エンジンではよく冷却水漏れを起こします。
いわゆる定番トラブルといったもので多くの方が経験していることです。
冷却水漏れが発生しやすいのはシリンダーブロックとシリンダーヘッドの間にあるガスケット部分からで、ガスケットが部分的に抜け落ちてしまうことが多くそこから表に漏れてしまったり、エンジンオイルの経路に入ってしまったりするようです。
エンジンオイルに冷却水が混ざってしまっては大変です、ひどい状態になるとそれだけでエンジンを乗せ換えなければならず100万円近くの修理費用が掛かってしまいます。
できるだけ早く発見すればガスケットの入れ替えだけで済ますので、点検は欠かせないでしょう。
ガスケットの交換は部品代としてかかる費用は1万円もしないのですが、工賃がかなり高くなりトータルで30万円ぐらいとなってしまいます。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇