マークIIでよくある故障と修理費用

タービンブローに注意

FRターボモデルが新車にないため、今でも中古車で人気となっているマークIIのツアラーVですが、この車ではタービンの扱いに注意が必要です。

 

この車には比較的大きめのタービンが搭載されているのですが、インペラーを支えるタービンシャフトがかなり細く、ブースト圧をガンガンかけて走るとノーマル車でもタービンブローを起こすことがあります。

 

タービンだけの損傷であればまだましですが、インペラーが砕けてその破片が吸気系に入ってしまったらそれこそエンジンそのものを交換しなければならなくなります。

 

タービンだけなら4万円程度、中古品で2万円程度で済みますがエンジンまで逝ってしまうと100万円ぐらいの出費になることもなります。

エンジン始動不能

JZX110型マークIIではしばしばエンジンの始動ができないとトラブルに巻き込まれることがあるようです。
これは1JZ−FSE型エンジンを搭載しているモデルなのですが、スターターモーターは回るのに一向にエンジンがかからないというもの、これだけならいろいろな疑いを持つことができるのですが、この車で最初に疑うべきところは、燃料系です。

 

燃料系では燃料ポンプやプレッシャーレギュレーター、配管などによくトラブルをかかえることがおおいので、まずそこをチェックしますが全くどこも問題ない、そこでセンサー類をチェックしてみると燃圧センサーからの反応がないという状態になることが多いのです。

 

燃圧センサーは燃料ポンプの吐出量を決めるうえで大事なもので、これが壊れていることによって燃圧がゼロの状態、いわゆる燃料供給がされていない状態となるです。
これではエンジンがかからなくて当然です。

 

修理には5000円以下で手に入る燃圧センサーを交換することで完了します。

アイドリング不調からエンジンチェックランプの点灯

X110系マークIIにはちょっと厄介なトラブルが多発しています。
マークIIに限らず、最近の車は何かあると必ず専用の端末を接続してそれよってどこがどう悪いかというものを判断する様になってきており、故障個所を見つけるのもすべて端末に頼ることが多くなっています。

 

しかし、たまにその診断機がおかしな判断をすることがあり、実はマークIIにもそういったことが存在しています。

 

症状としてエンジンが冷えている時だけエンジンチェックランプが点灯するというもので、加えてアイドリングがラフになったり、アイドリング中にエンストを起こしてしまうことがあるというもの、診断機ではISCVの故障ということで場所は判断できるのだが、ISCVを調べてみるとどうやらECUからの信号が届いてない様子なのです。

 

ECUから信号が届いていないのにISCVの故障とよく判断できたものです。
結果的にはISCVを交換することで直ったのですが、診断機がすべてではないということを覚えておきましょう。

 

ISCVの交換と故障診断で5万円の修理費用が掛かりますが、明確ではない診断機の答えだけを信用して修理を行っていたらもっと費用が掛かっていたことでしょう。

温風が出てこない

マークIIぐらいの車となるとあちこちにいろいろな故障が起きてもおかしくありません。

 

大きなものから小さなものまでいろいろなトラブルが発生しています。
これはどちらかというと小さな部類に入りますが、快適性を大きく損なう部分だけにすぐに直したいところです。

 

症状はエアコンを入れて温風設定しても暖かいエアーが出てこないというもの、これは温風自体は作られているのですが内部にある冷気と暖気を切り替えるエアミクスチャーコントロールが壊れてしまい、温風がふさがれている状態になっていることによって引き起こされています。

 

悪さをしているのはエアミクスチャーコントロールですが、これを交換する必要はありません。

 

ほとんどの場合、エアコンパネルとエアミクスチャーコントロールをつなぐ小さなボルトが折れたり減っていたりして、連結状態が保たれていないだけだからです。
直すのもこの小さなボルト付け替えるだけで出来てしまうので、修理にかかる部品代はほとんどかかりません。

 

しかし、このエアミクスチャーコントロールが付けられているところがダッシュボードの奥深くにあるため、いろいろなところを外さなければ作業ができないため、それに工賃がかかってしまいます。

 

部品代と工賃あわせて5万円、ねじ1つの故障で5万円とは納得がいきませんが、作業が困難なので仕方がないでしょう。

マークIIおなじみトラブル(エアコンの故障)

マークIIにおいて、ほとんどの方が経験しているのがエアコンの不具合です。
よく聞くのがエアコンを入れても冷気が出てこないというもので、送風状態になってしまうようです。

 

音を聞くとどうやらエアコンコンプレッサーは回っているようですが、調べてもらうとエアコンガスの圧力が上がっていな様子です。
どうやらエアコンガスが漏れているようです。

 

漏れている個所として考えられるのはエアコンコンプレッサーから、コンプレッサー自体の機能は問題ないようですが、どこからかもれていることが多く、気がついたらエアコンガスが0の状態になっていることが多いようです。

 

修理にはエアコンコンプレッサーの交換が必要で、9新品純正部品と工賃あわせて9万円ぐらいのお金がかかります。
ただ社外品やリビルト品などが3万円以下で手に入れることができるのでそれを使えばもっと安く直すことができるでしょう。

エンスト多発

年式を重ねたマークIIでは、いろいろな要因からエンジンの不調を訴えることが多くなっていますが、エンジンストップを繰り替えてしているのに、エンジン本体も燃料系も点火系もセンサー類もどこも壊れていないということがあるようです。

 

そういう時に疑われるのがチャコールキャニスターです。
チャコールキャニスターはガソリンが気化したものを大気に排出しないようにもうけられた一種のフィルターで、どの車にもつけられています。

 

時にそれが目詰まりなどを起こしたり、ワンウェイバルブが壊れたりして、エンジンの悪影響を及ぼすこともあるようなのです。
原因がわからない状態で試しにこの部分を交換したらあっさり直ってしまったということもあるようです。

 

この部品は点検項目に入っていないので定期点検でもチェックされないので、古いモデルとなるとそれが原因になることがあるようです。
交換には部品代と工賃含めて1万円ぐらいかかります。

 

 

もしかすると買い替えしたほうが得するかもしれません・・・

修理より買い替えの方が得する