トヨタ 車種別故障事例

プレミオでよくある故障と修理費用

アイドリング不調

プレミオにも残念ながら直噴エンジンならではのトラブルが多発しているようです。

ここまでたくさんの車種に出るようであれば、直噴エンジン自体の設計が悪いということにもなりかねません。

プレミオでよく聞くのがアイドリングの不安定で、もともと燃費を向上させようとぎりぎりまでエンジン回転数を下げているのに更にスラッジが吸気系にたまり制御が困難になってエンジン回転数が下がってしまうと、車全体に大きな振動が来ることもあり、ひどい場合ですとCVTでありながらエンストをおこしてしまうこともあるようです。

トヨタではエンジン内の洗浄などを無料で行っているようですが、それが決定的な修理ということではなく一時しのぎであるため、普段からスラッジがたまらないような運転や添加剤などの使用が必要になると思われます。

添加剤などは1,000円から5,000円ぐらいで手に入れることができるので、給油の際に入れておくといいでしょう。

 

スマートキーの保管場所に注意

T26型プレミオには全グレードに標準でスマートキーシステムが採用されています。

しかし、このスマートキーに関する苦情が絶えないようです。

一番多いのがスマートキーを持っていてもロックを解除できない、エンジンをスタートできないというもので、中にはスマートキーをスタートボタンに近づけても全く反応がないということもあるようです。

原因を突き止めてみるとなんとスマートキーの電池切れであることが多いようです。

電池切れであれば電池を入れ替えればいいだけのことで、車自体のトラブルではないのですが、その電池切れになる工程が問題になっています。

スマートキーの電池というのは少なくとも車検の期間内は確実に持つような設計になっているのですが、入れ替えて半年後に同じような状態になる方が多いらしいです。

そういったたちにそのスマートキーをどこにおいているかを聞いてみるとほとんどの方がテレビやパソコンなどの電子機器の近くにおいているということが分かったのです。

実はスマートキーというのは常に電波の送受信を行っており、それに似た周波数を出す電子機器の近くにおいておくと通信をしようとして必要以上の電池を消耗するのだそうです。

これが頻繁に起きる電池切れの正体です。

 

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エンストが頻発する

初代モデルであるNZZ240型プレミオではアイドリング中にエンストを起こす車が多いようです。

もともとスラッジたまりやすい傾向にあるエンジンを搭載しているのでエンジン内部の汚れによってそういったことが起こりやすいのですが、エンジン内部を洗浄しても一向に良くならない場合もあるようです。

そうなるとだいたいアイドリング回転数を制御するISCバルブを疑い、洗浄や交換などをするのですがそれでも直らないこともあるようです。

こういった車の場合はクランク角センサーに問題があるようです。

クランク角センサーはエンジンの回転数を検知するものでこれによってECUはエンジン回転数のデータを得ています。

それによってISCバルブに命令を出してアイドリングを決めるわけですが、クランク角センサーの壊れ、回転数が正確に読み取れないのではその命令も間違ったものになるということです。

修理にはクランク角センサーの交換が必要です。

ただこのセンサーは非常に高く、交換工賃も含めて5万円ぐらいになってしまいます。

しかしこういったものは中古品は止めた方がいいです。

 

低速域での奇妙な動き

日本ではいまいちですがアジアではバカ売れのプレミオ、この車はプリウスのように燃費だけに特化した車ではありませんが、それでも燃費性能の向上には力を入れています。

しかし、それがあまりにも極端なやり方をしているため、時にトラブルにつながることになります。

このプレミオでよく言われている不具合である低速域でスムーズな動きができないというものもその一つであって、アクセルオフ時の燃料カットをするためにぎりぎりまでCVTとのクラッチをつなぎ、エンジンが止まりそうなぐらいのスピードでいきなりクラッチを切断してしまうため、低速で交差点などを曲がる時の様な低速時にぎくしゃく感を感じてしまうのです。

スムーズな動きをしようとするとアクセルペダルを踏まなければならなくなるほど不自然な動きなのですが、残念ながらこの症状を直すことはできません、なぜならそういった仕様だからです。

これが嫌なら車を乗り換えるしかないでしょう。

エアコンが故障?効かないし、ランプが点滅する

トヨタの大衆モデルで定番となっているトラブルがこのエアコンが球に効かなくなってしまうということとエアコンスイッチのランプが点滅しているというものです。

エアコンスイッチランプが点滅はエアコンシステムに何か異常があったことを知らせる機能でこれ自体は問題ないのですが、どこかにその異常があるのでしょうか。

プレミオの場合、十中八九マグネットクラッチリレーの故障です。

エアコン作動時にコンプレッサーが回ったり止まったりの切り替えをしているリレーがこのマグネットクラッチリレーで、これが壊れてしまったためにコンプレッサーが作動せず、いつまでも生ぬるい風しか出ないのです。

修理としてはこのリレーを差し替えるだけ、場所さえわかれば素人でもできる作業です。

リレー本体も2,000円以下で購入することができるので、かなり安い修理費用でおさめることができます。

ボンネットが開かない

法律上では仕業前点検を行うことになっており、そのたびにボンネットを開け閉めすることになっていますがそれを行っている方はほとんどおらず、たまに点検でもするかといった具合のボンネットを開けようとするとこれが開かなかったり、開きづらかったりすることがあります。

プレミオではそういったことになることが意外と多く、修理をする方が結構いるようです。

そうなる原因はボンネットをロックするエンジンフードロック機構の固着とそれを動かすワイヤーの固着です。

フードロックは生産時にたっぷりとグリスが塗られているため全く動かなくなるということはほとんどないのですが、無塗装のもので錆が発生しやすくそれが時に動作を邪魔することになります。

ワイヤーの方はエンジンルーム側から水分が浸入するようで、それがワイヤーの中で錆を発生させ、動きが悪くなるようです。

どちらも交換が必要で1万円ぐらいの部品代と5000円程度の工賃が必要になります。


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