ホンダ 車種別故障事例

ジェイドでよくある故障と修理費用

走行中にドアミラーが閉じる

ホンダの小型低ルーフミニバンのジェイドには非常に恐ろしいリコールが発表されています。

症状とは走行中に突然、ドアミラーが折りたたまれてしまうというものです。

ジェイドにはスイッチ一つでドアミラーを畳むことができる電動可倒式ドアミラーというものが付けられています。

これは運転席にあるドアミラースイッチを操作することで電気モーターの力でドアミラーの展開、折り畳みができるもので、設定によってはエンジン停車中にリモコンでドアロックをした際に自動的にドアミラーを畳むこともできるようになっています。

構造としてはドアミラー内部にある小さな電気モーターをスイッチで制御するだけなのですが、今回のトラブルはそのドアミラー内部の部分ではなく、運転席ドアのアームレストのところにつけられているドアミラースイッチ側に問題があったようです。

トラブルの原因はそのドアミラースイッチの内部にある端子の表面処理が悪かったことで、ドアミラースイッチを操作するたびに端子が大きく摩耗して、それと同時に摩耗した際に出た金属粉がスイッチの部分にたまってしまいます。

そして更にこの状態を繰り返すたびにその金属粉がどんどん増えていき、それによってスイッチを操作していないのにも関わらず振動などで金属粉がスイッチ端子を短絡させてしまい、あたかもスイッチ操作したかのような動作をしてしまうということらしいです。

これはリコールとして発表される前から、ジェイドや同じスイッチを使用しているオデッセイ、ヴェゼルなどで特有の故障として知られていたもので、かなりの方がこの不具合を体験しているようです。

確かに左折しようとして巻き込み防止のために左ドアミラーを見ようとしたらドアミラーが倒れていたとか、右車線に車線変更しようとしたらドアミラーが倒れていてみることができなかったという状態はかなりヒヤッとするものです。

これはスイッチ自体の不具合ですので対策品が出ています

リコール整備としてドアミラースイッチを対策品に交換するようです。

 

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修理不能の異音

この症状に頭を悩ませているジェイドオーナーがかなりたくさんいるようです。

症状は、エンジンを掛けてエンジンに火が入った瞬間にエンジンルームから人間が唸るような声、ウォーンとかキュオーンとかウワーンといったような音が聞こえてくるというものです。
その音が聞こえるのは毎回ではなく、聞こえる時と聞こえない時があるそうです。

その音はエンジンを止めるまでなり続け、走行中もエンジン回転数にあわせて音程を変化させるようです。

こういって点から見るとどうやらエンジンに直結した部分で何かが起こっているようですがどこからどうして音が出ているのか全く分かりません。

エンジン回転数によって音が変わるとすれば、クランクシャフトベアリングとかカムシャフトベアリング、オルタネーター、エアコンコンプレサー、オイルポンプ、ウォーターポンプ、各プーリー、ベルト、トランスミッションのインプットシャフトなどいろいろなところが想定できますが、どこを調べてもどこにも不良個所は見つからず、更にCVTの制御プログラムをアップデートしたり、エンジンオイルを交換したり、CVTオイルを交換したりしましたがそれでも出る時は出るようなのです。

一部ではエアコンが入っている状態でエンジンをスタートさせると異音が出るといわれているようですが、それでも出るものは出るようですのでそれがすべての原因ではないようです。

現状ではホンダのディーラーとしても修理不能で、ジェイドはこういうもの、要するに仕様であるとしてあきらめているようです。

 

CVTが起動しないサービスキャンペーン

ジェイドはストリームの後継モデルとなるべく、フィットのプラットフォームをストレッチした形で作られた小型低ルーフミニバンですが、もともとは中国向けに中国工場で作られていたもので、すべては中国仕様だったわけです。

それを後日、日本でも売ることとなり、日本の工場で生産することになったわけですが、もともとが中国人向けであるため、設計自体があまり良くなく、更にありあわせの部品を組み合わせて作っただけのものですのでどうしても仕上がりも悪いですし、何しろトラブルが多くなっています。

中国工場で作られたものを日本で販売しているというのであれば、中国人特有のことだということで片が付きますが、日本の埼玉の工場で作られているものでこれだけいろいろなトラブルが出ているということは作り手の問題ではなく、設計や部品精度の問題といえるでしょう。

特に多く出ているトラブルがVTECターボエンジンを搭載するRSのCVTです。

CVTは早い話、ベルト駆動のトランスミッションでプーリーがベルトを抱える部分の幅を変えることでベルトの有効径を変化させて無段階で変速させるといった構造を持ちます。

ギヤの組み合わせのようなダイレクトなつながりがないため、ベルトの滑りや延びなどによってダイレクト感、リニア感がないものとなってしまいますが、能動的にエンジン回転数を低くさせることができるため、低燃費性能には貢献しています。

CVTが出始めのころは強度がなく、ベルトが切れたりプーリーが破損したりすることが多く、フィーリングもまるでクラッチが滑りまくり状態で走っているかのような走りしかできなかったものですが、今ではオートマチックトランスミッションとまではいきませんがそれにかなり近い性能にするまでのものとなりました。

しかし、RSに搭載されているCVTはVTECターボエンジンとの相性が悪いのか制御が悪いのかすぐに調子を崩してしまうようです。

セレクターレバーを動かしてもギヤが入らない、ベルトがかなり滑る、アクセルペダルを踏んでもワンテンポおいてから出ないと走り出さないなど、まるでCVTがこの世に出始めた頃と同じようなトラブルが出ています。

どの場合もクレーム処理とか保証内での修理で無償修理となりますが、CVTごとそっくり交換すると直ってしまうようです。

どうやら何か重大な不具合があってそれに対する対策品が出ているようです。

それからもう1つ、これはサービスキャンペーンとなったCVTのトラブルなのですが、CVTを制御するコンピューターの作りが悪く、イグニッションをオンにしてもCVTに電源が入らないため、様々なトラブルが出るようです。

症状の出方はスマートキー装着車と非装着車で違うようで、スマートキー装着車では、スタートボタンを押してもスターターモーターが回らず、そもそもエンジンのクランキング自体ができないためエンジンを掛けることができないといった症状を出し、スマートキー非装着車ではスターターモーターが回ってエンジンを掛けることができますが、セレクターレバーをDレンジに入れることができないため走り出すことができなくなります。

どちらの症状もエンジンスタート前のCVTのイニシャルチェックできないことから起こるもので、しばらくたってからトライすると何事もなくエンジンを掛けることができたり、走り出したりすることができるようになるそうです。

ただ一度でもこういった症状が出たらサービスキャンペーンとなっている整備を受けた方がいいと思います。

整備自体はCVTの制御コンピューターを対策品に交換します。


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