トランスミッションの警告灯が点灯
B170のCVTモデルにおいて、トランスミッション異常警告灯が点灯するというトラブルが続出しています。
この状態で1度エンジンを止めてしばらくして再度エンジンをかけると警告灯が消えることがあり、また止めて再度エンジンをかけると今度が点灯するという非常にあいまいな症状を示すことがあるようです。
ただ一つだけ言えるのは完全にCVTがおかしくなっているということです。
ただ今回は走りにはそれほど影響がないので、CVTというもの考えにくいのですが、Aクラス、Bクラスに搭載されているCVTはそういった症状を示すことが多いようです。
原因はCVTを制御するために使う油圧を管理するバルブボディの異常、ディーラーでこの症状が出るととりあえずバルブボディごとそっくり交換してしまいます。
その費用、約25万円以上となり、かなり高額な修理費用が掛かります。
CVTがホールドされる
B200において、CVTがいきなりホールド状態になるというトラブルが多く出ています。
CVTですので明確に何速にホールドということは言えないのですが、比較的低い変速比のまま固定されてしまうので、エンジンばかりが回って、スピードが全く出ない状態となります。
症状が進行するとセレクターレバーを切り替えたときに車全体に大きなショックが伝わるようになるようです。
診断機によるとCVTにあるセカンダリースピードセンサー、アウトプットスピードセンサーのスピード信号が出ていな状態になっていることがわかります。
この状態となるとセンサーなどの交換ではなく、CVTの交換となり、正規ディーラーでは100万円ぐらい、専門の修理工場でも60万円ほどの修理費用が掛かってしまいます。
足回りからいろいろな音がする
W246型Bクラスでは足回りにトラブルが出やすいようです。
特にフロントのサスペンションからはキュルキュルとかゴロゴロとかガリガリなど1台の車でいろいろな音を発生させることがあるようです。
この音源となるのはフロントサスペンションのロアアームにつけられているロアアームボールジョイントです。
ドイツの車は足回りが固めのセッティングとなっているのでこういうところに負担がかかってしまうようでよくあることらしいです。
ロアアームボールジョイントの交換ということになるのですがディーラーでは前輪二か所で4万円ぐらいの費用が掛かりますが、部品代を節約するために社外品を使うという手もあり、それであれば片側1万円ぐらいの部品代を7,000円程度でおさめることができます。
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アイドリングとエンジンチェックランプ
Bクラスはメルセデス・ベンツの中でも買いやすい価格帯を持っているため台数が非常に多いモデルなのですがそれに比例してエンジンチェックランプの点灯とアイドリングが安定しない、2000rpmまで上がってしまうなどのトラブルに悩まされている方も多くなっています。
こうなる原因はこのモデルに搭載されているエンジンの特徴でもあるのですが、スロットルバルブの当たりにスラッジがたまりやすく、それによって正しいアイドリング制御ができていないことによります。
汚れているだけですので分解して清掃すれば直ってしまい、2万円ぐらいの費用で済むことが多いのですが、スラッジのたまり具合によっては交換した方がいい場合もあるそうです。
交換となると新品部品で15万円、中古部品で2万円ぐらいの部品代がかかってしまいます。
ストップランプの不具合
Bクラスには異常を知らせるための手段として警告灯の他のメッセージを表示する機能がついています。
ある日突然その部分に「ストップランプ 工場で点検」の表示がされることがかなりのもので確認されています。
この表示はストップランプの電気系の故障や球切れなどを警告するものなのですが、実際にストップランプの状態を見ると左右どちらもついていないことに気が付きます。
これはかなり危険なことですのですぐに解消したいところですが、調べてみると球切れなどは起こしていないようでどうやら配線がおかしくなっているようです。
厳密にいえばその配線の途中にあるストップランプスイッチが壊れてしまっているようで、これにとってストップランプが点かなくなっていたようです。
原因はメルセデスベンツクオリティの劣化でしょう。
修理はこのストップランプスイッチを交換することによって行い、部品代は3,000円ぐらい、工賃も5,000円以下ということで輸入車にしては珍しい1万円以下で収まることになります。
ドアミラーの点滅
Bクラスでは、ドアロックに連動してドアミラーにつけられているウィンカーを点滅させるようにできるのですが、数年乗り続けたころに突然、施錠時の点滅ができなくなることがあるようです。
ウィンカーとしては正常に機能するのですが、ドアロックの時だけ光らないようです。
これはドアミラーの開閉を何年も行ってきたことによって折れ曲がる部分の配線が折れてしまい、接触不良を起こしてしまった時の起こるもので、断線しているところを見つけてつなぎ直すなどの修理をすれば直るものなのですが、ディーラーでは修理をせずにドアミラーごと交換してしまいます。
配線だけという部品供給もされていないことからこうなってしまったのでしょう。
ドアミラーの交換ですから費用はかさみます、ドアミラー一つの部品代と工賃で7万円ぐらいとなるでしょう。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇