トヨタ 車種別故障事例

ランドクルーザー100・200でよくある故障と修理費用

 

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100系バンでクラッチを切ると回転が上がる

ランドクルーザーの100系は乗用モデルではすべてATとなっていますが、商用モデルのバンには5速のマニュアルトランスミッションを持つモデルがあります。

マニュアルトランスミッションということで結構人気があり、台数も多いのですが、そのモデルに共通して多く怒っているトラブルというものがあるようです。

それは変速のためにアクセルペダルをもどして、クラッチペダルを踏んだときのエンジン回転数が上昇してしまうことです。

運転の仕方が悪いのではと思われてしまいますが実はそうではなく、アクセルペダルの戻りが悪くなっているのです。

100系ぐらいになると老兵となり、あちこちが油切れとなるようで、アクセルワイヤーの滑りが悪くなることからこういったことになるようです。

改善するにはアクセルワイヤーの交換が一番ですが、費用を節約するのであれば張りを調整してもらうということでも解消することができるようです。

ただ、交換といってもわずか数千円で出来るので、メンテナンスもかねて交換して方がいいかもしれません。

 

燃料噴射ポンプの故障が多発

100系のディーゼルエンジンモデルには結構な数の燃料系トラブルの報告例があります。

症状としてはエンジンがかからなかったり、思ったようなパワーが出なかったり、排気ガスが真っ黒であったりと様々なのですが、おおもとの原因は燃料を噴射するための圧力を生み出す噴射ポンプの不具合です。

ほとんどの場合、経年劣化であることが多く、稀に燃料漏れなど危険な不具合を起こすこともあるようです。

修理をするには燃料噴射ポンプの交換が必要です。

交換費用としては部品代込で純正品でだいたい20万円、リビルト品で10万円程度かかります。

 

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エキゾーストマニホールドの割れ

100系、200系ともに走行距離が伸びている車に多いトラブルが排気音の変化です。

最初はエンジンルーム下の方からカタカタ聞こえる程度で何か暴れているような音に聞こえるのですが、そのまま放っておくとその音が大きくなってきて、更に排気音も不完全燃焼を起こしているようなボボボッという音を発するようになります。

こうなる原因はエキゾーストマニホールドのひび、ひびであればまだ音もそれほどひどくはないのですが、それが「割れ」に発展するとかなりにぎやかな音となります。

市販車はコスト削減のために鋳鉄製のエキゾーストマニホールドを使うことが多いのですが、経年劣化や大排気量エンジンならではの振動でひびが入りやすいようです。

完全に直すのであれば、新品に交換ということになる最低でも5万円はかかります。

しかし、ひびが小さいものであれば溶接という手もあります。

溶接で穴埋めをするという作業はディーラーでは行っていませんので専門の業者にお願いすることになるのですが、一か所で5000円程度とかなり安く済ますことができます。

 

パワーウィンドウの動きがおかしい

ランドクルーザー100系ともなると若干古さを感じるようになり、走行距離が進みがちになっていることからもそれまで起きなかったトラブルが起こるようになります。

そのとっかかりとなることが多いのがパワーウィンドウの不調です。

やはり一番動かすことが多いせいかドライバー用のパワーウィンドウに不具合を感じる方が多いようで、動きにムラがある、スイッチを押しても動かない、やたらとスピードが遅いなどの症状を訴える方が多くなっています。

中にはパワーウィンドウのスイッチを押したとたん焦げ臭いにおいを感じるということもあり、そのままにしておくのは危険と思われることもあるようです。

ほとんどの原因はガラスを上下させるためにつけられている電気モーターの焼き付きで、経年劣化によるものが多くなっているようです。

修理に関しては不具合のあるところのパワーウィンドウモーターを交換することなり、一か所あたり15000円ぐらいの部品代と1万円ぐらいの工賃がかかります。

半額ぐらいで手に入るリビルト品や社外品も出回っていますので部品代を節約したい方はそれを使うとよいでしょう。

 

パワーステアリングの引っかかり

ランドクルーザー100系を長い間乗り続けていくとパワーステアリングの動きに違和感をもつことがあります。

ステアリングホイールを回した時の重さが変わったり、一定の場所で引っかかったような感覚が有ったり、ステアリングホイールを回した時にエンジンルームから唸るような音が聞こえてきたりと様々な症状が出てくるようです。

これらの症状の原因はほとんどの場合、パワーステアリング用の油圧ポンプやその油圧経路などからのパワステオイル漏れや油圧ポンプ自体の故障であることが多く、その部分をすべて交換することによって完全に直すことができるようです。

修理にはベーンポンプアッセンブリー66000円、Oリング500円、パワステオイル6000円ぐらいの部品代がかかり、更に1万円ぐらいの工賃が加わることになります。

ただ、ポンプ自体は半額以下でリビルト品を手に入れることができるので、それを使えばかなり安く済ますことができるでしょう。

 

車体下からの音

ランドクルーザー200系の初期のころのモデルでは走行中に大きなギャップなどを超えた時などにフロア下からゴン!とかカクン!といったような何かが引っ掛かる音がする場合があります。

前輪が何かを跳ね上げてそれがフロア下のあたったような音で平らなところを走っている時になることは少なく、サスペンションが大きな動きをするときになることが多いようです。

これはトランスファーから前後のアクスルまで伸びるプロペラシャフトの音、サスペンションがアクスル後と大きく動くときにこのプロペラシャフトが伸縮する構造となっており、初期のころのものではその可動部のクリアランスが狭く作られているようで、そこで引っ掛かりが生まれるようなのです。

これを解消するにはプロペラシャフトを交換するしかありませんが、サービスキャンペーンとなっているようですのですべて無償で対策品に交換することができるようです。


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