エンジンをかけるとヒュー
V60ではエンジンをかけるとエンジンルームから風が吹き込んでくるような、ヒューという音がするという話をよく聞きます。
この音はエンジンの回転数に比例して大きくなったり小さくなったりするようですが、それ以外にこれといった不具合は出ていないようです。
実はこれはトラブルというほどのことでもなく、気になる人は気になるといったようなものなのです。
音の正体は吸気系につけられているエアダクトからエアーを吸い込むときの音なのです。
その形状が若干、音がしやすい形状になっているようで、そこでヒューヒューという音を発生させるようです。
ボルボ側ではこの音に対する対策品を出しているようで、申し出があれば無償で交換してくれるようです。
リヤ周りからギシギシ
V60で走行距離がそれなりに進んでいるものによく発生するのがリヤまわりから聞こえるギシギシという音です。
特に大きな段差を乗り上げたときとかそれなりのスピードでコーナーを曲がっているときなど、ボディに大きな負荷がかかる時によくなるようです。
この音の原因はリヤアクスルにあるサブフレーム、このサブフレームとメインフレームと結合する部分にあるゴムブッシュが劣化し、そこで音が発生しているのです。
対処としてはサブフレームごと新品の交換することが一番効果的なのですが、サブフレームといっても安いものではありません。
そこでよく行うのがそのブッシュの当たりを調整するというもので、これなら特に新しい部品が必要になるわけではなく、工賃だけで済みますので高くても1万円程度で済むと思われます。
ベルトが焼ける
V60で年式がそこそこ進んでいるものにありがちがトラブルがベルトが焼けてしまうというものです。
これはある日突然訪れるもので、エンジンを変えようとスターターモーターを回すと、ベルトが滑るようなギューという音とゴムが焦げるようなにおいがするだけでエンジンは一向にかからないというものです。
しかし、ベルトはいたって健全な状態であり、ベルトの張りも適切に保たれているのにこういったことが起こってしまうのです。
こうなる原因はベルトではなく、そのベルトによって回されるプーリーにありました。
ベルトはエアコンのコンプレッサーやオルタネーター、ウォーターポンプなどにつけられているプーリーにかけられているのですが、このプーリーのどこかでベアリングが突然固着して回らない状態となり、その状態でエンジンをかけようとして回転を与えたことによって固着した部分でベルトが滑り、その滑りによって摩擦熱が起こり、ベルトが焼けて切れてしまうのです。
こういったことは実は前兆があるもので、コンプレッサーのプーリーだったらエアコンが効かないとか、オルタネーターのプーリーだったらバッテリー上がりを起こすとか、ウォーターポンプだったらオーバーヒート気味になるとかここまでの大惨事に至るまで何かしらのシグナルがあったのです。
それを見逃したために起こったのが今回のトラブルです。
どこのプーリーが壊れてしまったのかで多少違いますが、修理費用はなんだかんだで50万円はくだらないでしょう。
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リヤハッチのしまりが悪い
V60のリヤハッチのしまりが悪く、力いっぱい閉めないときちんと閉まらないことがあります。
その時に勢い余ってリヤハッチがバンパーにぶつかってしまい、キズがついてしまうこともあるようです。
これは車体側につけられているリヤハッチを受け止めるゴムストッパーの調整ができていないことから起こるようでそれを調整すれば簡単直るようです。
どうやらこの部分は調整式になっているようですが、特殊な方法が必要なためディーラーで調整してもらう必要があるようです。
費用としては工賃だけで5000円もあればやってくれるでしょう。
安全装備のトラブル
V60には死角認識システムのBLISというものが付けられていますが、このシステムが時々不具合を起こし、警告灯が点滅することがあるようです。
これにはいろいろな原因があるのですが、雨粒がカメラのレンズに雨粒がついてしまいそれに乗じ反応してしまった場合やレンズ自体が汚れている場合、ガードレールなどの障害物を長時間認識して
しまった場合などある程度の時間、何かを認識し続けてしまった場合にこういったことが起こるようです。
レンズの汚れや雨粒であればきれいにふき取ればいいですしガードレールを認識してしまった場合は井戸すれば直ります。
どうやらシステム的に認識がシビアになっているようです。
これはこのシステムのコンピューターのアップデートを行えば出にくくなるようで、ディーラーで数千円で行ってくれるようです。
フューエルリッドがもぎれる
V60のフューエルリッド、フューエルフラップは非常のもろくできているようで、ガソリンスタンドの人やセルフで給油するときのドライバーによってしばしばこのフューエルリッドをもぎ取ってしまうことがあるようです。
実はこのフューエルリッドのヒンジ部は金属製ではなく樹脂製で、ちょっと力を入れて開け閉めしただけで折れてしまうことがあるようです。
特にフューエルリッドを90度以上開こうとすると簡単に壊れてしまいます。
折れてしまったものは交換するしかありません。
ディーラーでこの修理を行うと3500円の部品代に5000円ほどの工賃がかかります。
作業自体はそれほど難しいものではないため部品だけ購入して取り付けは自分で行うということもできます。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇