ホンダ 車種別故障事例

アコードワゴンでよくある故障と修理費用

すぐ壊れるスターターモーター

CM2やCM3型アコードワゴンにはとにかくよく壊れる部品というものがあります。

それがスターターモーターです。

このモデルにつけられているスターターモーターは一般的なスターターモーターとはちょっと違う作りとなっており、構造も若干複雑で機械的に壊れやすいようなのです。

それによってバッテリーも点火系も燃料系も全くどこも悪くないのにエンジンを始動させることができなくなってしまうのです。

修理としてはスターターモーターの交換を行います。

ディーラー推奨のリビルト品を使って工賃込みで7万円程度の修理費用が掛かります。

 

修復歴覚悟

CM1型のアコードワゴンにおいて、ボディから異音が出るものが多いようです。

特に助手席側のAピラーあたりから走るのと同時に「ギシギシ」といったような結構賑やかな音がするようです。

こういった異音はよく内装パネル同士やボディパネルと内装パネルの干渉によって起こるものが多いのですが、徹底的に調べた方によると内装パネルをすべて取り外した状態でも同じ音がするらしいのです。

ということはボディの問題ということになります。

こうなる原因は完全なるボディ剛性の無さで、走行距離によって強度を失い、それがボディパネル同士をギシギシ言わせるようです。

これを直すには荒療治が必要です、ボディパネル同士を溶接したり、ボディパネルを交換したりとまさにレーシングマシンを作るような処理が必要になります。

当然、修復歴有りの車となってしまいますので、修理費用も莫大なものがかかりますし、そこまでして直すという方はいないようです。

 

インターナビが見づらい

アコードワゴンは一世代前のインターナビが純正カーナビとして用意されており、それを付けているからも多いかと思います。

しかし、このインターナビにもいくつかトラブルの発生事例があるようです。

その中の一つとなるのが、液晶画面が見にくいというもの、他のカーナビなどにもよくあることなのですが、直射日光が液晶画面にあたっていると白っぽくなって、実際に映し出されているものが見にくいことがありますが、アコードワゴンのインターナビでそれが常時あるように感じるほど画面全体がしらっちゃけているものがあるのです。

これは機械的にとか液晶画面がどうのこうのということではなく、制御系の不具合によるもので、インターナビの制御プログラムを書き換えれば、いとも簡単に直ってしまいます。

これはホンダ側の落ち度ということで無償でアップデートしてくれるようです。

 

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ATトラブル続出のアコードワゴン

アコードワゴンにもセダンモデルのアコードと全く同じオートマチックトランスミッションが搭載されているわけですが、続出するトラブルも同じように出てしまっているようです。

セレクターレバーをDレンジに入れても入らない、入るまでにかなり時間がかかるといった具合で、気温の低い時など変速動作から1秒以上もかかってやっとDレンジに入るなどということも出ているようです。

やはり油圧系のトラブルが多いようで、

オーバーホールで直ることが多いですが、最悪オートマチックトランスミッションの交換になることも想定しておいた方がいいかもしれません。

オーバーホールだけであれば20万円ぐらい、新品部品を使ったトランスミッション乗せ換えで35万円ぐらい、リビルト品を使った乗せ換えで25万円ぐらいとなるでしょう。

ここまで行かなくても稀にAT用のコンピューターをリセットすれば直ることもあるようで、数千円の工賃だけで済む場合もあるようですが、長い目で見ればこれだけで済むことにはならないかと思われます。

 

パワーテールゲートのトラブル

アコードワゴンには当時のステーションワゴンとしては珍しいパワーテールゲートが採用されていました。

しかし、そこがまたトラブルの発生元となってしまっているようです。

パワーテールゲートの開閉ができない、キュインという音と共に動きが止まってしまうなど数多くの方がこの部分に悩みを持っているようです。

アコードワゴンのリヤゲートはもともと結構重たく、それを支えるダンパーが壊れやすくなっているのですが、それに伴ってパワーテールゲートの駆動部分にも大きな負担がかかりそれによって多くの故障が出てしまっているようなのです。

この症状を直すには、トランクロックや駆動モーター、コンピューター、センサーなどのパワーテールゲート駆動部をそっくり交換しなければならず、工賃含めて24万円以上の出費となります。

 

ヘッドライトに水滴

アコードワゴンにおいてもヘッドライト内の水滴トラブルがでているようです。

車のヘッドライトのレンズ内は、ある程度の密閉が保たれており、外から水分が入り込むことがない状態になっているのですが、アコードワゴンやそのシリーズではヘッドライトレンズと樹脂の間のコーキングが不完全であるものが多く、洗車の時に強く水をかけてしまったり、大雨のなか走ったりすると水分がレンジ内に入ってしまうことがあるようです。

修理をするには、ヘッドライトをアッセンブリー交換しなければなりません。

しかし、このヘッドライトアッセンブリーは非常に高いもので、新品部品ですと片側で3万円以上するのです。

できれば新品が一番いのですが金額的に大きな負担がかかるので、リビルト品や中古品などを利用するという手段をとる方が多くなっています。
リビルト品で12000円ぐらい、中古品で5000円ぐらいで手に入れることができるようです。


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