フォルクスワーゲン 車種別故障事例

フォルクスワーゲン ポロでよくある故障と修理費用

エンジンチェックランプが点滅

フォルクスワーゲン・ポロのエンジンをかけてしばらく走っていると突然エンジンチェックランプが点滅したと思ったら次に見た時は点灯状態、更にESPランプも点灯し、エンジンからはガタガタといったような振動・・・、年式に古いポロにおいてこういった症状にあう方が多いようです。

こうなる理由は、簡単にいえばエンジンオイルがほとんど入っていないから・・・、しかしエンジンオイルなどそうそう減るものではありません。

しかし、ポロではそれが一種の持病なのです。

根本的な原因はピストンリングのサイズが小さすぎてクランクケース内のエンジンオイルをシリンダー内に吸い上げてしまうというもの、これによってエンジンオイルは減りますし、エンジンオイルがシリンダー内に入り、異常燃焼を起こし、それを検知したECUが燃料噴射量を減らし、スパークプラグの端子を溶かすという流れでこの症状に至るようです。

ピストンリングには対策品が出ているのでトラブル自体にはそれに交換すれば直るらしいのですが、費用としては50万円以上かかるようです。

 

N系ポロによくあるアイドリング不調

N系時代のポロによく出ているトラブルというのがアイドリングの不調です。

エンジンをかけた直後はまだましなのですが、エンジンが温まってアイドリングが正規の回転数に落ち着くころから500rpmから1000rpmの間を行ったり来たり、ひどい場合では大きな振動と共にエンジンストールなんてこともあるようです。

この症状の原因はフォルクスワーゲンの車で多く発生しているO2センサーの故障です。

燃料噴射量や点火タイミングなどの補正をあたえるいみでつけられているO2センサーが壊れてしまい、ECUの正確なデータを送ることができないことからこのような状態になるようです。

修理としてはO2センサーの交換とECUのリセットを行いますので費用としては2万円ぐらいかかると思われます。

 

マフラーから黒煙が

これもポロではよくあるトラブル、エンジンが全体的に元気がない状態となり、加速時に昔の大型トラックかと思いたくなるような真っ黒な煙を吐き出すというもの。

これにはエアフローセンサーやイグニッションコイルの不良なども考えられますが、意外とメジャーなセンサーが壊れることによってこういった黒煙を吐き出すこともあるようです。

そのセンサーというのが水温センサー、要するに冷却水の温度を測るセンサーです。

ECUというのはいろいろなセンサーから送られてくる信号によって燃調や点火タイミングなどを常に変化させるようになっており、その一つの信号となるのが水温センサーなのです。

ECUでこのセンサーの信号をエンジンが温まっているかいないかの判断に使い、それによって燃料噴射量を調整します。

エンジンが冷えている時にアイドリングが若干高めになるのもこのおかげです。

要はこの部分で正しい判断ができていないということでシリンダー内の燃焼状態がおかしくなり、時に黒煙を発生させるということなのです。

この場合は水温センサーの交換を行うことになるのですが、それ自体は部品代も安く、交換作業も手間がかかりませんので費用もあまりかかりません。

しかし、それに伴って冷却水を抜いたり、入れた後のエア抜きなどを行わなければなりませんので、そちらに手間がかかりますので修理費用をトータルで見ると3万円ぐらいは用意しておいた方がいいでしょう。

 

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危険が伴うトラブル

ポロによくある故障にリヤコンビネーションランプの故障というものがあります。

リヤコンビネーションランプといっても球切れではなく、ウィンカーやブレーキランプ、バックランプなどを制御する電気基盤が熱によって溶けてしまうことによって起こるのです。

しかし、このトラブルは非常に危険です、ウィンカーがハイフラ状態になったり、ブレーキランプが点かなかったりと後ろの車に伝えるべき情報すべてに不具合が起きてしまうからです。

最悪夜間走行していても何もつかないなんてこともありうるのです。

警告灯表示がされたらすぐに直しましょう。

修理はリヤコンビネーションランプごとそっくりアッセンブリー交換となります。

費用は部品代だけで片側5万円ぐらい、2つで10万円、それに工賃1万円程度が加わってとんでもない金額になってしまいますが、何かあってからでは遅いのですぐに直しておきましょう。

 

ブローバイによる障害

フォルクスワーゲンの車に搭載されているエンジンは昔からブローバイが多いことで知られていますが、このポロにおいても同様で、そのブローバイガスが多いことによる慢性的なトラブルが起きやすくなっているようです。

それがエンジン始動困難でブローバイガスによってスロットルバルブの内部が汚れてしまい、それによって正常な吸気制御ができなくなるようです。

これはエンジンの仕様であるため根本的な修理はできません。

できることといえば調子が悪くなった時にスロットルバルブ内を洗浄するか交換するかしかありません。

洗浄であれば、工賃だけの費用で2万円ぐらい、交換となると部品代がかかるので6万円ぐらいの費用が掛かります。

それと同時にECUのリセットも行わなければなりませんので多少は上乗せされるかもしれません。

 

シートベルト警告灯

ポロにはシートベルトの着用を促す警告機能がついていますが時のこのシステムが不具合を起こして、助手席に誰も乗っていないのにもかかわらず助手席のシートベルトを閉めさせるための警告が出てしまうことがあります。

この症状が出るのは助手席に重たい荷物などを積んでいる時や助手席に乗っていてシートベルトを締めているのにもかかわらず、更に重たい荷物を抱えているような時です。

実はこのトラブル、トラブルではありません、助手席につけられている重量センサーが反応して、荷物だけを載せていても重たいために人が乗っていると判断するようでそれで警告を発してしまうようです。

一方、シートベルト締めていても重たい荷物を抱えて乗っている時も重たすぎることから重量センサーが誤作動を起こしてしまうために警告を発してしまうようです。


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