スバル 車種別故障事例

インプレッサでよくある故障と修理費用

コーナーリング中のキシミ音

GD系インプレッサのWRXモデルにおいて、頻発しているトラブルが足回りのトラブルです。

サスペンションが動くときにキシキシやキュッキュッという音を立てたり、大きなギャップを乗り越えた後になかなかボディの揺れが落ち着かなかったりという状態になるものが多いのですが、これはリヤサスペンションのサスペンションサポート、アッパーマウントがボディに接するところにあるゴム製の緩衝材のようなものとショックアブソーバーの抜けによって引き起こされます。

WRXでは車高調などを付けている方も多いかと思いますが、ノーマルのまま使い続けているとこういったことが出やすくなるようです。

純正パーツを使って直すのであればサスペンションサポートが両側で約15000円、ショックアブソーバーが両側で約11万円となり、それに工賃などを加えると15万円以上修理費用が掛かります。

 

スバルのターボエンジンモデル定番トラブル

インプレッサの2リッターターボエンジンモデルにはスバル特有のブースト0.5病があります。

この病気はブースト圧が0.5kgf/cm2以上にならないというもので、明らかにパワーダウンを感じるものとなります。

この原因はブースト圧を制御しているデューティーコントロールソレノイドバルブの不具合によるもので、ブースト圧を直接制御しているアクチュエーターに送る圧力を制御しきれなくなった時にこのような状態になってしまいます。

GC8やGDBに多発しているようですが、この病気を治すにはソレノイドバルブを交換しなければなりません。

費用としてはデューティーコントロールソレノイドバルブの部品代として約9000円、工賃に2000円ぐらいかかる模様ですが、交換作業自体はそれほど難しいものではないため、部品だけ発注して交換は自分で行うという方がほとんどのようです。

 

症状の割には単純なトラブル

走行中にメーターパネル内にある警告灯がすべて点灯し、エンジンパワーも若干落ち気味、しかしその症状は一瞬で終わりしばらくは正常な状態、そしてしばらくするとまたその症状が発症する。

こういった症状が出るとECUは大丈夫か、タービンは大丈夫か、センサーは壊れていないか、燃料ポンプは平気か、などとついつい大事なことをかんげえてしまいがちですが、インプレッサでこういった症状が出た場合は必ずしもそうではないようです。

ディーラーに持ち込んでどこも悪くないといわれた時はバッテリーのターミナルをチェックしてみましょう。

たぶん締りが悪くなっているはずです。
そうです、バッテリー端子とケーブルをつないでいるターミナルの不具合が起きやすいのです。

それなら修理も簡単です、バッテリターミナルを交換したり増し締めをするだけでいいのですから・・・、費用も増し締めなら自分でもできますし、ターミナル交換でも1000円ぐらいの部品代とわずかな工賃だけで出来ます。

 

フラット4ならでは

インプレッサに搭載されているフラット4エンジンはそのエンジンの構造上、シリンダーヘッド周りからのオイル漏れが発生しやすいようです。

漏れる場所はシリンダーブロックとシリンダーヘッドの間にあるガスケットからで、多くは経年劣化などによってガスケットが抜けてしまうことから起こるようです。

悲しいことに片バンクにその症状が起こるとそのあとのもう片方も起こることが多いので、修理の際は片側だけでなく同時に両方行った方がいいでしょう。

修理内容はガスケットの交換で、部品代は5000円以下で済みますが工賃が2万円以上かかることになるでしょう。

 

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オーバーヒートに注意

インプレッサの1.5リッターモデルに搭載されているEL15型エンジンではしばしば冷却水漏れと異音で悩まされることがあります。

ほとんどの場合がウォーターポンプの故障で、それによってそこから冷却水が漏れ、更にキュルキュルとベアリングが無理やり回されているような音が聞こえてくるようになるというものです。

位置的に気が付くことが少ないようで異音で気が付くといった傾向が高く、気がついたらオーバーヒートにしていたなどということになりかねない重大なトラブルです。

修理にはウォーターポンプの交換を行います。

新品部品で25000円ぐらいとなりますが、社外品やリビルト品が1万円ぐらいで売っているのでそれを持ち込んで修理してもらうという手もあります。
冷却水の交換やエア抜きなどの工賃として別途15000円ぐらいを見積もっておく必要があります。

 

エアコンがきかなくなったら

インプレッサ以外の車でも年式が古くなりそれなりの距離を乗ったものであるとエアコンガスが抜けたりコンプレッサーの能力が弱まったりしてエアコンの効きが悪くなることがありますが、それらのものがすべて正常でもインプレッサではエアコンの効きが悪くなる傾向があるようです。

どうやらエアコンの配管やエアコンコンプレッサーの内部の劣化が早いようで、内部から錆などが発生しそれがエアコンの配管内に詰まってしまうことがよくあるそうです。

詰まったものはその詰まった原因となるものを取り除いてあげればいいのですが、自動車のエアコンは家庭用のエアコンのように配管がむき出しになっているようなものでなく、エンジンルームから

キャビン内のダッシュボード奥深くに入り組んでつけられているのでそうも簡単にはいかないのです。

詰まっている部分を探すのも一苦労ですし、部品を交換するのも一苦労です。

エアコンコンプレッサーを交換するだけならエンジンルームで完結するのですがそれ以外のところもチェックするとなると相当な工賃が発生します。

コンプレッサーの交換がなくても8万円以上の費用は覚悟する必要があり、更にコンプレッサーの交換ともなると軽く10万円オーバーとなってしまうでしょう。

コンプレッサーだけはリビルト品を使えば部品代を半額にすることができますがそれ以外の部分で安くする方法はありません。


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