スバル 車種別故障事例

WRX S4でよくある故障と修理費用

CVTの油温管理

WRX S4はインプレッサから独立したWRXシリーズのモデルの1台で、バリバリのスポーツモデルをWRX STIとし、それに対してラグジュアリーにふったスポーティーセダン的な形で売られているがWRX S4ということになります。

WRX S4がラグジュアリーセダンである1つの証明となるのがCVTの採用です。

WRXシリーズ自体がレヴォーグといわゆる兄弟関係にあるものですので、WRX S4に採用されているCVTもレヴォーグと全く同じスポーツリニアトロニックとなります。

スポーツリニアトロニックといっても何もスポーツ走行ができるCVT、スポーツ走行をするためのCVTということではなく、インプレッサなどに採用されているリニアトロニックの強度を増した形のリニアトロニックの強化版といって程度のもので基本的な構造は全く同じです。

そもそもCVTはスポーツ走行をするためのものではなく、燃費性能を向上させるためのものですからいくらスポーツリニアトロニックといった名称が付けられていてもスポーツ走行をすること自体が本末転倒です。

それにスポーツリニアトロニックでスポーツ走行やそれに準じた負担のかかる走りをするのはこの車の寿命を縮めるだけですのでやめた方がいいでしょう。

WRX S4に搭載されているスポーツリニアトロニックは、一般的用いられるエンジン横置きFFレイアウト用のCVTとは構造が大きく違います。

2つのプーリーと金属ベルトを持つという基本構造は全く同じながら制御系やギヤボックス系はエンジン縦置きFRレイアウトに使われるマニュアルトランスミッションにちかいものとなります。

CVT自体のサイズもFFレイアウトのものであれば、エンジンルームに収まるサイズでよいわけで、サイズ的にもそこそこ余裕があるのですが、FRレイアウトと同じレイアウトを持つWRX S4のスポーツリニアトロニックでは、フロア下の非常に狭いスペースに収める必要性が出てきてしまうのです。

その結果、CVTケース内部の収められる2つのプーリーのサイズや間隔、金属ベルトの長さ、幅などに制約が出てしまい、何かと厳しいことになるのです。
それが顕著に出ているのがCVTオイルの温度管理です。

CVTにとってCVTオイルは非常に重要なもので、CVTオイルの状態によってCVT自体の調子や耐久性が左右されるとも言われています。

CVTオイルは金属ベルトと2つのプーリーの潤滑だけでなく、ギアボックスの潤滑・冷却・洗浄やトルクコンバーターの作動用オイル、油圧制御の制御オイルとしても利用されていて、CVTケース内をくまなく循環しているような形になるわけですが、走ることに行われる変速動作によって熱を帯びることになってしまい、オイルの粘性を失うほどの高温状態にまでなってしまうのです。

これが例えばFFレイアウトのサイズ的に余裕のあるCVTであればそのもの自体の冷却効果も期待できますし、CVTオイルの量も多いので急にオイルの小井戸が高くなるということはなく緩衝性があるのですが、フロア下の狭いところに押し込められた形になっているWRX S4のスポーツリニアトロニックでは放熱性も期待できないですし、CVTオイルの量も処理するパワースペックにしてはかなり少ない量となっていますので、ちょっとでも過激な運転をしてしまうと油温の急上昇からCVTにいろいろなダメージを与えてしまうのです。

ひどくなるとエンジンチェックランプ点灯といったことになってしまいます。

CVT搭載のラグジュアリーセダンですのでそもそも過激な運転は避けるべきですので、頻繁にこういった状態になってしまう場合はCVTオイルの交換頻度、交換するCVTオイルの性能を見なおし、更に自分の運転の仕方も変える必要があるでしょう。

それかいっそのことWRX S4ではなくWRX STIに乗り換えた方がいいかもしれません。

ちなみにCVTオイルの交換費用は純正オイルをつかってだいたい1万円ぐらいとなります。

 

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O2センサーの故障

WRXシリーズ、ならびにレヴォーグで走行中に突然、エンジンチェックランプが点灯したかと思ったら、同時にエンジンの調子が変わり、エンジンのレスポンスが悪くなり、アクセルペダルにエンジン回転数が付いてこなくなったり、アイドリング回転数が不安定になったりすることがあるようです。

幸いエンジン停止というところまではいかなかったので100km/h以下のスピードであれば快適とまではいきませんが走ることができ、自宅やディーラーまで自走することができましたといった感じです。

この症状は最近スバルの車で特に多いもので原因はわかっています。

O2センサーの故障です。
O2センサーは排気系のどこか、WRX S4では触媒のあたりにつけられているもので、排気ガス中の酸素濃度を計測しているセンサーです。

排気ガス内の残留酸素量をはかることでエンジンの燃焼室内での燃焼状態を知ることができます。

現在の燃焼状態を知ることでインジェクターから噴射するガソリンの量を調整して理想的な燃焼状態を作るわけです。

もちろん実際に今どういった燃焼状態になっているのかとかどれくらいのガソリンを噴射すればいいのかということを決めているのはECU内の制御プログラムですが、燃焼状態を知るうえでのデータ集めをするのがO2センサーであるため、O2センサーが壊れて誤った信号を送ってしまったり、全く信号を送ってこなくなると正常な制御ができなくなり、それを知らせるためにエンジンチェックランプを点灯させるわけです。

O2センサーが故障してエンジンの調子が悪くなる、回転が重たくなるのは、エンジンを壊さないための保護モードになるためです。

O2センサーが壊れてしまうということはそこから理想となる混合比率を見つけ出すことができないということでもしかしたらエンジンブローを引き起こす可能性が高い「超リーン状態」になっているかもしれません。

そこでECUは明確な判断ができないとなるとエンジンにダメージを与えることが少ない「超リッチ状態」にしてエンジンを守ろうとしているのです。
リッチ状態になるとエンジンの回転が重たくなったりレスポンスが悪くなったり、パワーが出なくなります。

ではどうしてO2センサーが壊れたのかというとそもそもWRX S4では付ける位置が悪いのです。

フロントタイヤが巻きあげる雨水などがまともにかかる位置につけられているため、配線ケーブル伝いに水分がO2センサーの内部に侵入してしまいます。

O2センサー内部には正常動作を行うための電気ヒーターが入れられていて、その部分に水分がつくとその水分が内部で沸騰してしまいヒーター部を割ってしまうです。

O2センサー自体は壊れていなくてもヒーター部が壊れることでセンサーとしての機能を果たすことができなくなるため使い物になりません。

修理はO2センサーを交換します。
部品代約2万円と工賃が5000円ぐらいかかります。

 

大きな段差で異音が出る

これもWRXシリーズでよくあることなのですが、たとえば道路わきにあるコンビニエンスストアの駐車スペースに車を入れようとしているとします。

その際、おのずと歩道の段差を斜め方向に乗り上げる形になりますが、その時に段差が高かったり、少し速めのスピードで突っ込んでいった時にフロア下あたりから「ガッガッガッガッ」といったようなABSが機能した時に様な音が聞こえることがあるそうです。

音からして足周りに何か起こっているのかと思ってしまいがちですがこれは不具合でもトラブルでも故障でもありません。

実は現在のWRXシリーズはサスペンションのストロークが短く、大きな段差を斜めに入っていくと対角線上にあるタイヤが一瞬浮いた形となりトラクションが抜けてしまうことからそれを「スリップした」とVDC、いわゆる横滑り防止装置が間違ってしまいトラクションの配分を変化させる時の油圧系統の音が聞こえるだけなのです。

要するに安全装備の介入が間違ってはいってしまったということです。
これは仕様であるため、直しようがありません。


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