マツダ 車種別故障事例

ロードスターでよくある故障、持病と修理費用

AKDカースタイリング  マツダ3 LEDテールライト2014-2018 Mazda3 Axela Sedan

 

エンジンがかからない

NB型ロードスターにおいて、最近エンジンの掛かりが悪いなぁとか、レスポンスが良くないなぁと思っていた中、急にエンジンがかからなくなってしまうという状態に見舞われる方が多くなっています。

スターターモーターは回るし、点火系も問題ない、センサー類も大丈夫、怪しいのは燃料系です。

NB型ロードスターの燃料ポンプは負担が大きいせいか寿命が短くなることで有名でそれに関係するトラブルがかなりあります。

このパターンも燃料ポンプの故障というは劣化によって正常な燃圧が保たれないことよってエンジンがかからなくなってしまったものです。

修理としては燃料ポンプの交換を行います。

燃料ポンプは新品で23500円、同時交換することになる燃料フィルターは5000円ぐらいとなかなかの修理費用となってしまいそうですが、燃料ポンプをもっと安いリビルト品や程度の良い中古品に変えることによって修理費用をもう少し抑えることができるでしょう。

ただもともと壊れやすい部分ですのでできれば新品を使った方がいいと思います。

 

NC型で多発中

NC型ロードスターでかなり多いトラブル事例が冷却水のトラブルです。

冷却水のトラブルといっても冷却水がどこかから漏れやすくなっているということではなく、冷却することができなくなるということなのです。

その原因が電動ファン用のモーターの故障で、もともとこの部品が壊れやすいものらしいです。

このモーターが壊れてしまうと冷却水の温度が上がった時に強制的な冷却をすることができず、水温が上がり、しまいにはオーバーヒート、そしてラジエーターキャップから熱くなった冷却水が吹き出し、それがエンジンに回ると白煙を黙々と立てるようになるといった大事に発展してしまうのです。

こういったことに至る前に水温が上がりやすくなるとか、水温が上がっても電動ファンの音が聞こえないという症状が出ますのでそれによって気づくことができます。

電動ファンモーターが壊れてしまったらファンドライブ一式丸ごと交換することになります。

気になる修理費用ですが、部品代で28000円ぐらい、工賃で3万円ぐらいと6万円の修理費用が掛かることになるでしょう。

 

ソフトトップからの雨漏り

オープンモデルであるロードスターならでは悩みであるソフトトップからの雨漏りやハードトップの隙間からの雨漏りはいつになってもなくなりません。

初代ロードスターから比べると現在のモデルはそういったことに見舞われる確率がかなり少なくなってきてはいますが、ゼロではありませんのでこれはオープンモデルならではの持病ととらえるしかないでしょう。

たた、対策方法が全くないわけではなく、まめにウェザーストリップを交換したり、ソフトトップであれば社外品の丈夫な素材で作られているものに交換するということができます。

ウェザーストリップの交換だけであれば、工賃含めて1万万円程度で済みますし、自分で行えばもっと安くなる。

ソフトトップを交換するのであれば5万円以上は覚悟しなければなりません。

しかしロードスターを維持するには必ず行わなければならないことですので、これも税金や消耗品のように維持費として計上しるべきものだと思います。

 

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※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。

 

定番のパワーウィンドウトラブル

これはNA型以来ずっと定番トラブルといわれ続けてきたトラブルです。

パワーウィンドウが動かないとか上下の動きが渋いとか症状はいろいろですが、最終的にはどのパターンも完全に動かなくなることになってしまうようです。

原因はオープンモデルであることによる電装系のトラブルもありますが、ほとんどものが経年劣化によるパワーウィンドウレギュレーターの不具合かモーターの焼き付きです。

どちらも部品を交換することによって直しますが、単体での部品供給はなく、 レギュレーターとモーターが一つのなっているアッセンブリーで交換することとなるので部品代だけで15000円以上の費用が掛かり、それに更に工賃が1万円ほどかかりますので、ドア1枚で結構な金額になってしまうでしょう。

レギュレーターは中古品やリビルト品などが出ているので、それらをうまく利用すれば部品代をかなり抑えることができます。

 

ロードスターの持病

ロードスターには四輪ともディスクブレーキが付けられており、制動能力はそれなりに高いものを持っているのですがどうしてもコスト的に対向ピストンキャリパーにすることができず、 一般的なフローティングキャリパーが採用されています。

そのキャリパーが実は曲者で、それほど距離を乗っているわけではないのですが、キャリパーが固着してしまいブレーキパッドを引きずってしまうようなのです。

こうなる原因はブレーキパッドの位置決めをしているスライドピンがブレーキパッドのダストや汚れなどで固着してしまい、ブレーキパッドが動かなくなってしまうからです。

それを直すにはブレーキキャリパーのオーバーホールが必要で、ディーラーで3万円ぐらいでやってくれるようです。

 

運転席に乗り込めない

ロードスターで意外と多いのがドアロックの故障です。

それもありがたいことに一番開け閉めの多い運転席側のドアロックが壊れてしまうことが多く、乗り込むためには助手席からか、オープン状態にしてドアをまたいで乗り込むしかないのです。

故障の原因は経年劣化によるドアロックアクチュエーターの故障で、その部分を新品部品に交換することによって修理します。

ロードスターの場合、運転席側が壊れた後に助手席側も次いで壊れることが多いので、この機会に両方のドアロックアクチュエーターを交換した方がいいでしょう。

交換費用は新品部品を使えばドア1枚当たり18000円ぐらいとなりますが、リビルト品も出回っており、それを使えば1万円前後で済ますこともできます。   

とは言え、何度も続く故障や高額な修理費は精神衛生上良くありませんので買い替えという選択も考えて行くべきです。。。


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