日産 車種別故障事例

ノートでよくある故障、持病と修理費用

ブレーキが利かなくなる恐れがある

ノートの一部のモデルにはリコールになってもいいような重大なトラブルが発生することがあります。

モデル的にはE11型、いわゆる初代モデルで、ブレーキマスターシリンダーが経年劣化によってひび割れし、そこからブレーキオイルが漏れ出し、更にそれがマスターバックに入り込んでしまうというものです。

ブレーキオイルが漏れているということは油圧を得ることができないのでブレーキタッチが悪くなったり、効きが悪くなったりするわけですが、更にマスターバックに入り込んでしまうとエンジンルームとキャビンを隔てるバルクヘッド部の塗装をはがしてしまい、そこから錆が発生したりすることがあるのです。

修理に関してはその度合によりますが、軽いものでブレーキマスターシリンダーの交換、ひどいものではブレーキ周り全ての部品とバルクヘッドの防錆処理などを行わなければなりません。

費用としてもマスターシリンダーだけなら4万円前後の部品代と工賃、ブレーキ周り全交換と防錆処理となると10万円以上かかってしまうでしょう。

ノートを運転していて少しでもブレーキに違和感をもったらすぐにディーラーに持ち込んだ方がいいでしょう。

こういったものは遅れれば遅れるほど修理費用が高くなるものですので・・・。

冷却水の漏れがある

これもノートの基本的な欠陥といってもいいようなものなのですが、ラジエーターホースに切れ目が入ることによって冷却水漏れを起こすものが多くなっているようです。

対象は初代モデルで、エンジンからラジエーターへと冷却水を運ぶラジエーターホースがラジエーターの取り付け部にこすれて、その部分が薄くなり、しまいに切れてしまうのです。

ホースが当たる部分を見ると角に結構なバリが出ており、それがラジエーターホースの切れ目を作ってしまうようです。

冷却水漏れに至らなくてもホースに傷がついているものが結構あるらしいので、ホースが当たらないようにカーバーを付けたり、ビニールテープなどをまくなどの対策が必要となるでしょう。

ちなみ冷却水が漏れるまでになってしまうと、ラジエーターホースの部品代3000円ぐらいと冷却水、工賃、エンジンルームの洗浄やエア抜きなど多額の修理費用が掛かってしまうでしょう。

リヤブレーキの異音

これはE11型、E12型両方のモデルでたくさんの報告例があるものなのですが、リヤブレーキを踏むたびに「ゴオ~」という音が聞こえるというトラブルがあります。

この音自体はディスクブレーキにおいて、パッドの残りが少ない時になるような金属同士がこすれあう音に近いものなのですが、ノートのリヤブレーキはドラムブレーキですのでそれが原因ではありません。

では何が原因なのかというとブレーキシューの表面が熱によって必要以上に硬化してしまうのです。

ブレーキシューが硬化してしまうと金属のような硬さとなってしまい、ブレーキをかけると金属のブレーキドラムと硬くなったブレーキシュー同士がこすれて、あたかも金属同士がこすれているような音を出してしまうのです。

こうなる理由はリヤブレーキに熱がたまりやすい設計であるということとブレーキシューのライニングの素材が適切ではないということが考えられます。

ブレーキの利き目としてはそれほど顕著に落ちる訳ではないので危険性はありませんが、ブレーキをかけるたびに音がするのは気分的によくありません。

機能的には全く問題ありませんのでこのまま放っておいてもいいのですが、音が気になる方は5000円ぐらいの実費を払ってブレーキシューを交換するといいでしょう。

 

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信号待ちでエンジンストップ

これはノートではよくあるトラブルです。

信号が赤になったので停止したとたんにエンジンもストップ、アイドリングストップ機能だと思いきやブレーキペダルを放してもエンジンがかからないというトラブルで、再始動すれば掛かるのですがそれ以降なんとなくエンジンの状態が不安定で、また車を止めるとエンジンストップしてしまいます。

要するにアイドリングを保つことができないということでノートならではスロットルチャンバーの汚れが疑われます。

この症状が出たら、ディーラーでスロットルチャンバーをとりはずしてクリーニングしてもらわなければなりません。

そして更にスロットルチャンバーの汚れがつきやすい原因となるアイドリングの低さも調整してもらわなければなりませんので、ECUのデータも書き換える必要があるようです。

クリーニングと再利用不可能なパッキン代とECUの書き換えで1万円ぐらい、これは安く済ます手段はありません。

強いて言えばクリーニングを自分でこなせば5000円ぐらいで出来るでしょう。

リヤドアのキーロックができない

これもノートにはよくある故障で、運転席側と助手席側のドアはきちんとドアロックできるのに、リヤドアの二枚、あるいは片側だけドアロックができないというトラブルです。

集中ドアロックはもちろんのこと、室内から手動でロックしようとしてもドアロックされないということになるようです。

これはトラブル事例が特に多いので日産としても対策品を出しています。

ドアロック機構をそっくり交換することになり、ドア一枚当たり15000円ぐらいの費用が掛かります。

中古品などを使って直すこともできますが、ほとんどの中古品は対策品でないことが多いので、ここは無理してでも純正新品の対策品に交換した方がいいと思います。

オーバードライブが使えない

初代ノートの4WDモデルにはCVTではなく、4速オートマチックトランスミッションが採用されていますが、そのトランスミッションでオーバードライブが使えなくなるというトラブルがよく起きているようです。

オーバードライブはクランクシャフトの回転数よりドライブシャフトの回転数の方が高くなる、いわゆるトップギヤということになりますが、これが使えなくても他のギヤの変速動作に問題がないことが多く、オーバードライブに入るか入らないかだけの故障であることが多いようです。

このトラブルが出た場合、真っ先に疑えるのがオーバードライブ用のスイッチの接触不良かコネクター類の抜けです。

コネクター抜けであればその部分を差し込めば直ってしまうので、工賃もわずかあるいは付き合いが長いディーラーでしたら無料で行ってくれますが、スイッチ自体が壊れているような状態ですとそのスイッチを交換することになります。

しかし、交換も簡単ですし、部品代も1000円もしないので3000円以上もかかることはないでしょう。

 

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