セカンドシートのガタツキ
エクシーガではしばしばセカンドシートのがたつきからくるガタガタ音に悩まされることがあります。
特にC型以前のものに多く、走行中もセカンドシートが横方向の動くのも認められます。
不思議なことに中期モデルではそういった症状が出ていないのですが、どうやらガタツキの原因となっているセカンドシートのシートレールがガタツキの無いものに変更されているようなのです。
ということは初期モデルでこのような症状に見舞われている方はこの新しいシートに交換すれば直るということになります。
しかし、残念ながらシートだけを交換するということができないようです。
それはシートレールに初期型と後期型で互換性がないからです。
ですから、ガタツキがあるからといってセカンドシートを交換するのではなく、シートレールごとそっくり交換する必要があるのです。
とはいってもセカンドシートだけでも何十万円もするので、ガタツキだけでこれだけのお金を払う人もほとんどおらず、そのままにしておくことが多いようです。
セレクターレバーに伝わる振動と音
エクシーガでよく言われることなのですが、走行状態から停止状態になる少し前のだんかい、もう少しで停止するといった状態でセレクターレバーあたりから「カチャッ」とか「コトッ」という音が聞こえ、同時に振動も感じるというものがあります。
止まるたびに同じような音が聞こえてくるので少々気になることかもしれませんが、これは故障とかトラブルといったものではありません。
これはセレクターレバーがDレンジからRレンジやPレンジに不用意に入ってしまわないようにもうけられたストッパーが飛び出す時の音で、あくまでも正常な動きをしている音です。
しかし、車によってそのストッパーの位置がずれてしまうことがあり、周りに多少干渉してしまうことから、正常な動きでも音が大きく聞こえたり、振動を感じることになるのです。
そのままにしておいても全く大丈夫なのですが、音などが気になるのであればディーラーで位置を調整してもらいましょう。
ATが滑る、故障
エクシーガに採用されているオートマチックトランスミッションでよくあるトラブルがDレンジ入れてアクセルペダルを踏んでも全く走りださないというものです。
要するにトルクコンバーターが滑ってしまい、トランスミッションに動力が伝わっていないという状態です。
こうなる原因はオートマチックトランスミッションやトルクコンバーターを制御する油圧系のセンサーの故障です。
これを修理するには場合によってはかなりお金がかかります。
軽度なものであれば、センサーだけ交換することで直すことができ費用も部品代26000円ぐらいと工賃15000円ぐらいで済むのですが、センサー故障によって他も部分にも損傷が広がってしまった場合にはコントロールバルブ自体を交換しなければならないので部品代だけでも15万円もかかってしまいます。
下手をすれば、リビルト品のATに乗せ換えるのと同じぐらいの金額になってしまいます。
修理するのがいいか、乗せ換えするのがいいか、これはオーナーの判断にゆだねられることになります。
「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」
エクシーガが故障!修理か?買い替えか?迷う…
その問題の正解を詳しく教えます。
※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。
オートドアミラーのトラブル
エクシーガにはキーロックに応じて自動的にドアミラーを展開したり閉じたりするオートドアミラー機能というものがオプションとして設定されています。
実はそのオートドアミラーが後付けカーナビなどを付けた車で機能しなくなることがあるようなのです。
これは最近の車によくあるパターンのもので、カーナビなどの電装品の電源をとる場所を間違えるととんでもないところに不具合が出てしまうというものですが、エクシーガの場合はどうやらシート
ヒーターありきでオートドアミラーが作られているようで、シートヒーターなしのモデルにこのシートヒーターのユニットだけを付ければこういったトラブルを回避することができるようなのです。
シートヒーターのユニットはだいたい15000円ぐらいで手に入れることができるようで取り付け工賃も含めて2万円ぐらい見ておけばいいでしょう。
ブレーキに難あり
エクシーガのブレーキトラブルで比較的多く発生しているのがブレーキペダルに伝わる振動です。
ブレーキペダルを少し強めに踏むとブレーキペダルが周期的の押し戻されるような感覚になるというものです。
これはディスクブレーキのブレーキローターの偏摩耗やゆがみによるもので、下り坂なおブレーキに負担がかかるような運転をよくするものに多く出ているようです。
熱に対する耐性がよくないようです。
この症状はブレーキローターを新しいものに交換することによって解消することができるのですが、また同じような症状になる可能性があるので少し高くつきますが社外品に変えた方がいいかもしれません。
純正ですと四輪全てのブレーキローター交換で9万円ぐらい、社外品で同等くらいの性能のもので部品代が25000円に工賃が1万円ぐらいかかります。
燃料メーターが満タンにならない
年式が古い車においてよく起こる燃料残量計の不具合、ほとんどの場合がガソリンタンク内にある燃料レベルゲージの故障によることが多いのですが、このエクシーガでも原因は同じです。
しかし、この車の場合、特にまだミニバンとして売っていた時代のものは付け替えても一時は良くなるもののすぐに再発するという状況になることが多いらしいです。
現在では対策品が出されそういうこともなくなりましたが、ミニバン・エクシーガに乗っている方は不具合が起きていなくても変えておいた方がいいかもしれません。
部品代が4000円ぐらい、工賃が8000円ぐらいとなりますが対策品が出ているので中古部品で安く上げようと思うのは止めておいた方がいいでしょう。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇
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