三菱 車種別故障事例

eKスポーツでよくある故障と修理費用

AT故障の頻発

H82W型eKスポーツではオートマチックトランスミッションのトラブルがいろいろと出ているようです。

よくあるのは発進不能、セレクターレバーをDレンジ入れてブレーキペダルを放しても、クリープ現象どころかアクセルペダルを踏んでも前に全く進まないというものや、変速ショックが異常の大きく、ガクガクした走りになってしまうなどです。

この症状が出るのには2つの原因があります。

1つはATを制御する油圧経路であるバルブボディが何かしらの原因で破損したり、詰まったりすること。

そしてもう一つはATオイル用のオイルフィルターが目詰まりをおこしていること。

だいたいこの2つのうちどちらかが原因になっていることが多いようです。

バルブボディ自体に欠陥がある場合、その部分だけの交換で済み費用も10万円程度で済むのですが、症状が重たいものはATごと交換となりますので、リビルト品と使っても25万円ぐらいはかかってしまいます。

オイルフィルターの交換は一度オイルパンをとり外さなければならないので、フィルター自体は3000円もしませんが工賃が1万円以上かかってしまうでしょう。

 

パワーが無くなったような気がする

2代目モデルより前のモデルでよくあるのが最近パワーが無くなったような気がするというものです。

距離も進んでそれなりにガタが来たのかなぁなどと思ってしまいますが、タービンも含めて得目立った悪くなっているところは見つからない・・・、だけどなんだか走らない。

こう思った方は走行中の音に気を付けてください。

走っている時のどこかのタイヤから「ゴーゴー」や「キリキリ」という音が聞こませんか?

もし聞こえるようであれば原因がブレーキであることになります。

特に多いのが前輪ブレーキ、前輪はディスクブレーキが付けられているのですが、走行距離が進むと劣化し、ブレーキキャリパーが固着してしまうようなのです。

それによって前輪だけ常にブレーキを踏んでいるような形となり、走っていてもパワーが喰われてしまうのです。

ブレーキキャリパーのオーバーホールや交換が最善の修理となります。

費用としてはオーバーホールで1万円ぐらい、交換で25000円ぐらいかかると思います。

 

ガソリンが増えない

ガソリンスタンドで満タンにしたのにも関わらず、メーター内の燃料残量計を見るとわずか1/5程度にしかなっていない、こういったトラブルに見舞われているeKスポーツオーナーをよく見かけます。

この症状は初代モデルのH81W型でよく見られるもので、実際のガソリンの量より多く表示されたり、また逆に少ない区表示されたりするようです。

こうなる原因はガソリンタンク内に設置されているフューエルゲージというガソリンの残量を見るためのセンサーでこれが故障することで、実際の残量とメーターでの残量に大きな違いが生まれるようです。

これを直すには新しいフューエルゲージに交換するという形で行います。

フューエルゲージがだいたい4000円ぐらいで工賃として5000円ぐらい、合計で1万円ぐらいで直すことができるでしょう。

 

「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」

eKスポーツが故障!修理か?買い替えか?迷う…
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※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。

 

軽自動車品質か?

eKワゴンのドレスアップモデルであるeKスポーツでは年式が進むといきなりコイルスプリングが折れることがあるようです。

よく折れるのはフロントサスペンションの方で、途中で折れてコイルスプリングの有効長が短くなり、ボディが傾いたり、大きな動きがあるとスプリングがストラット中で暴れることになります。
傾きに気が付かない方でもこのスプリングの遊びから発生する異音で気が付くことが多いようです。

修理はスプリングを交換することになり、通常であれば7000円ぐらいに修理費用が掛かるのですが、アウトランダーと同じようにこのフロントスプリングにおいても保証期間延長措置が取られたので

新車から13年以内のものであれば、無償で交換してくれることになります。

 

バックする時だけ異音がする

eKスポーツにおいて、普通に走っている時はそんな音はしないが、後退する時だけゴゴゴという音がエンジン回りから聞こえるようになるというトラブルが出ているようです。

これがベルトの張力を調整するオートテンショナーのトラブルで、劣化によってスプリングの力が弱くなり適切なテンションでベルトを保持することができなくなった時にエンジンやエアコンのコンプレッサーパワステポンプなどの負荷が加わると暴れるようになって音が出てしまうのです。

後退の時だけ音が出るというのはきっとバックで車庫入れなどをしたときに多大にパワステポンプの負荷がベルトに加わったものと推測されます。

これを直すにはオートテンショナーを交換することになり、部品代として12000円ぐらい、工賃が5000円ぐらいかかります。

オートテンショナーは社外品で7000円ぐらいで売っていますのでそれを利用するという手もあります。

 

タイヤが何かにこすれる?

FFのeKスポーツにはリヤアクスルは後輪を支えるだけのものでしかなく、その後輪を回すためのハブベアリングが付けられています。

しかしこのハブベアリングは走行距離にあわせて劣化していくもので、タイミングを見計らって交換しなければなりません。

ほとんどの方がこのハブベアリングからの異音で交換に踏み切ることでしょう。

タイヤまわりからタイヤがこすれるような音がする、ゴリゴリ、キーキー賑やかな音がするといった時はほとんどの場合ハブベアリングの固着が原因です。

ハブベアリングは5000円ぐらいで購入することができ、工賃あわせても2万円以下で交換することができます。


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