BMW MINI R56 R57 R58 R59 F55 F56 F57 F60 カーアクセサリー リアテールライト 1組
キーレスシステムが効かなくなった
BMW MINIのR50の初期型でよくあるトラブルに、キーレスエントリーのリモコンでドアロックを開けることができなくなったというものが多発しています。
キーレスのですのでリモコンの電池切れやリモコンや受信機の不具合を疑いたくなりますが、R50の場合はそういったことではなく、単純のドアロックを制御するモーターが故障することによって起こるようです。
要するにBMWお得意の電装系の弱さが出てしまったということです。
これを直すにはこのドアロックを動かす電気モーターを交換しなければなりません。
部品代は15000円ぐらいで手に入れることができますが工賃が部品代以上掛かることになるでしょう。
エンジンが止まってしまう
初代BMW MINIで頻発しているのが突然のエンジンストップ、例えば走行状態から信号で止まった時などにいきなりエンジンが止まってしまい、急いで再始動してもエンジンがかからないといったもので、これに悩んでいる人が結構多くいるようです。
原因となるのはECUによるプログラムデータの不具合で、いわゆるバグというものです。
現在のところ、この症状に対する対策データが出ているようですので、ディーラーに持ち込んでデータの更新を行えばとりあえずは症状がおさまるようです。
パワーウィンドウが動かない
MINIといっても今ではBMWの車となったわけですが、残念なことにBMWの持つ電装系に弱いという性格まで受け継いでしまったようです。
そういったことによるトラブルの中で意外とよく聞くのがパワーウィンドウが動かないというものです。
パワーウィンドウが動かないというトラブルは国産車でもよくある話なのですが、こういった症状で疑うところは2つ、パワーウィンドウを動かすスイッチの不良とパワーウィンドウを動かす電気モーターの不良です。
BMW MINIに限らず、BMW製の車で多いのが電気モーター自体の方で、このBMW MINIにおいても同様に電気モーターの不良によるものが多くなっているようです。
修理としてはこのパワーウィンドウ用の電気モーターを交換することになるのですが、モーターだけの部品供給というものはなく、駆動部分もあわせたパワーウィンドウレギュレーターごと交換することになってしまいます。
部品代は純正で25000円ぐらい、社外品で15000円ぐらい、わずかにあるリビルト品で2万円ぐらいとなかなかいい金額となってしまい、それに2万円以上の工賃を加えるとだいたい5万円ぐらいの修理費用が掛かってしまうでしょう。
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集中ドアロックが解除できない
BMW MINIでよく聞くトラブルが集中ドアロックを解除できないというものです。
通常は運転席のドアロックを解除すれば他のドアのロックも解除することができるものですが、一部のドアだけそれがきかず、わざわざ中から開けなければならないという状態になります。
これはドアロックアクチュエーターの送られる解除信号を受けることができなくなっているためで、ドアにつけられているウェザーストリップやモールなど劣化によって水分が内部に侵入し、それによって電気系が腐食することによって信号を受けることができなくなるようなのです。
修理としてはドアロックアクチュエーターと同時にウェザーストリップなどの防水に関する部分を交換することになります。
修理費用はドア一枚当たり3万円ぐらいになります。
ただ、ドアロックアクチュエーターは1万円以下の社外品が出ているのでそれを使えば多少安くすることができると思います。
MINIもやっぱりBMW
BMWではABS関連のトラブルが多くなっていますがブランド違いのMINIにおいてもそれは同じようです。
ABS故障警告表示がされるというのが主な症状ですが、その場合は各アクスルにつけられているABSセンサーの故障であることが多いようです。
ABSセンサーはホイールにかなり近い部分につけられているもので、防水防塵加工はされているもののやはりそれが完全ではなく、内部に水分やチリなどが入ってしまいそれによって電気的に故障してしまうようです。
修理はこのABSセンサーを交換することよって行いますが、すべてのセンサーをいっぺんに交換する必要はなく、故障している部分だけを交換するだけで大丈夫だと思います。
修理費用は、一か所交換するのに工賃込みで28000ぐらいかかります。
エンジンルーム水浸し
BMW MINIにおいてウィンドウが汚いのでウォッシャー液を噴射したらフロントウィンドウがきれいになるのではなく、エンジンルームが水浸しになってしまうというトラブルがたくさん出ているようです。
これはウォッシャー液のホースがボンネットに付けられているウォッシャーノズルから抜けてしまっているからで、ホースの位置によってはエンジンに直接ウォッシャー液が掛かってしまうことがあるようです。
抜けたものはまた差し込めばいいのですがその差し込むところが樹脂でできており、それが熱によって劣化することによって見事に割れてしまっていることが多く、また差し込んでもすぐ抜けてしまったり、隙間からウォッシャー液が漏れてしまうということになってしまいます。
これを直すにはウォッシャーノズルを新しいもの交換する必要があるでしょう。
費用は部品代を含めても5000円以下で済むようです。
ただ再発する恐れがあるため、社外品として売られている金属製ウォッシャーノズルに交換するということも考えた方がいいかもしれません。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇