スズキ 車種別故障事例

ワゴンRでよくある故障、持病と修理費用

エンジン始動後の異音

ワゴンRの中にはエンジンをかけたすぐ後にエンジンルームからガッ!という音がするものがあります。

この症状が出るのは、エアコンをオンした状態でその日初めてエンジンをかける時のような、エンジン停止からしばらく時間がたっている時になるそうです。

音からしてスターターモーターはトランスミッションなどを疑いたくなりますが、実はエアコンがこの音を発生させていたようです。

エンジン停止から時間がたっているときはエアコンガスの圧力が下がっている状態で、エンジンをかけて同時にエアコンを起動する形になるとエアコンガスの圧力を一気に高めなければなりません。

実はその一気の圧力が上がる時の音が「ガッ」という音なのです。

ですので、これは異常ではなく仕様ですので修理の必要もありません。

 

エンジン始動困難と振動

走行距離が進んだMC系、MH系、MA系ワゴンRによく見受けられるのが、エンジンがなかなか掛からない、バタバタといった振動と音が聞こえてくるというものがあります。

走行中も何か息継ぎをするような感じになったり、走行フィーリングも心なしが元気がない、こういった症状の時はイグニッションコイルを疑った方がいいでしょう。

このモデルのイグニッションコイルはダイレクトイグニッションコイルで稀に熱による劣化によってその性能がスポイルされてしまうことがあります。

そうなると火花も元気よく飛ばなくなるので失火が多くなり、こういった症状が出てしまうのです。 修理をするにはこのダイレクトイグニッションを交換することになります。

本来であれば失火しているところを見つけてその部分だけを交換すれば1つ分の部品代で済むのですが、他のところにもいずれ出ることになるのでこれを機会に3つ全てを交換した方がいいでしょう。

純正品で1万円ぐらい、社外品で7000円ぐらいで手に入れることができます。

 

エンジンチェックランプが点いたり消えたりする

MH23S型ワゴンRに乗っている方からエンジンチェックランプが点くことがあるという話を聞いたことがあります。

面白いのがつきっぱなしではなく、時々消えるとのことで、それ以外は今のところ何の症状もないようです。

こういう症状はよくあるセンサー系のトラブルであることが多いのですが、センサー系のトラブルが出た時はエンストを起こしたり、パワーが落ちたりするものですがそれがないようなのです。

実はこの症状はセンサー系のトラブルの初期段階でこのまま放っておいたらエンストを起こすような事態になってくる、いわゆる早期発見の段階なのです。

不具合を起こしているのはカムシャフトポジションセンサー、このワゴンRにはK6A型エンジンが搭載されていますので、これが2つ付けられています。

1つ3000円ぐらいのカムシャフトポジションセンサーを新品に交換するだけで、こういった症状を完全に直すことができます。

 

「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」

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インジェクターの不良からくるエンジンストップ

このトラブルは雨の日や洗車を行った後などによく起きるもので、エンジンがかからない、走行中にエンジンが止まってしまうという症状が出るものです。

こうなる原因はインジェクター、インジェクターはECUからの命令に従って適切な量のガソリンを噴射するものですが、インジェクターの基本的な機能は正常でもそれが差し込まれている部分にあるパッキンが熱によって劣化し、そこから水分が入ってしまうことがあるようなのです。

それによって正常な空燃比を作ることができず、エンジンの不調を起こし、水分でインジェクター内部が傷み、最終的には燃料噴射すらできない状態になってしまいます。

修理はインジェクターの交換によって行われ、費用としては1本当たり5000円ぐらいの部品代と工賃が7000円ぐらいかかるようです。 つくりの悪い社外品では同じことになりかねませんので純正部品がおすすめです。

 

よくあるATトラブル

ワゴンRがまだオートマチックトランスミッションを採用していたころのモデルで、オートマチックトランスミッションが変速できないというトラブルがよく出ているようです。

基本的には経年劣化が原因となるのですが、それに至るまではATFの交換などのメンテナンスによって期間はまちまちのようです。
こうなってしまってはもはやオートマチックトランスミッションごとそっくり交換することになり、8万円ぐらいの部品代を含めて10万円以上の費用が掛かってしまうでしょう。

リビルト品や中古のオートマチックトランスミッションをうまく活用して安く上げることも可能です。

 

ワゴンRでよくあるオイル漏れ

過去にワゴンRに搭載されていたエンジンは非常にオイル漏れが多いことで有名です。

特にカムシールやクランクシールなど回転する部分からオイル漏れやオイルにじみを起こすのはもはや当たり前となっているようで、ひどい場合ですとそのオイルによってタイミングベルトが汚れてしまい、コマ飛びなどの症状を起こすこともあるようで。

コマ飛びを起こしてしまったらたぶんヘッド周りは助からないでしょう。

こうなってしまえば10万円以上の出費は確実となりますので、オイル漏れやオイルにじみを見つけたらすぐに修理しましょう。

費用は場所にもよりますが、カムシールやクランクシールを交換して部品代と工賃あわせて6万円ぐらいとなります。

この費用のほとんどが工賃であることから安くすることが難しいかもしれません。

 

とは言え、何度も続く故障や高額な修理費は精神衛生上良くありませんので買い替えという選択も考えて行くべきです。。。


車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇
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