トヨタ RAV4 RAV-4 2019 2020 2021 LED 車 テールライト トランクライト テールゲートランプ インテリア スーツケース 読書灯 アクセサリー
直噴ならではのエンジントラブル
2代目RAV4には1AZ-FSE型エンジンが搭載されていましたが、エンジン形式名に「FSE」という文字が入っていることからわかるようにこのエンジンはトヨタの直噴技術であるD-4技術を使った直噴エンジンです。
直噴エンジンはスラッジたまりやすいというものですが、この1AZ-FSE型エンジンはとんでもない量のスラッジがたまるエンジンとして有名です。
スラッジがたまるところは吸気バルブや吸気ポート、スロットル内部など吹き返しの影響を受ける部分でそこにスラッジがたまって設計上の吸気が確保できないとアイドリングの不安定やそれによる振動などを感じることになります。
トヨタでも保証期間を延長して、サービスキャンペーンとして吸気系のクリーンアップなどを行っていますが、それでも一時的なものであって、それを行えばスラッジがたまりにくくなるということではありません。
はっきり言ってこれはこのエンジンの持病ですので、RAV4を乗り続けるのであれば、常にスラッジと付き合っていかなければならないということになります。
初代モデルのエンジン警告灯の故障
RAV4の初代モデルは1994年に発売されたものですので、現在は知っているものはかなり前の車ということになります。
このくらいの年式ともなるとあちこちいろいろと不具合が出てもおかしくないのですが、よく見かけるのがO2センサーの異常のです。
これはエキゾーストマニホールドに取り付けられているものですが、4気筒のため4つのO2センサーが付けられています。
このうち一つでも壊れてしまうと、エンジンチェックランプやどういうわけかオイルプレッシャー警告灯が点灯し、異常を知らせてきます。
もちろん走りも燃費悪くなりますので、気が付いたらすぐに対応したいところです。
修理に関してはボルトオンのO2センサーを交換するだけですので部品代1万円ぐらいと工賃1万円ぐらいの合計2万円程度で完全に修理することができます。
ネットオークションなどでも社外品のO2センサーなどが売られていますが、むしろ純正品より耐久性に優れているものがあるのでそちらで安く購入してもいいかもしれません。
4WDモデルのCVTの故障
3代目RAV4にはクロスオーバーSUVらしからぬトランスミッション、CVTが搭載されています。
実はこのCVTが少々曲者で時に大きな被害をもたらすことになっているようです。
症状が出るのは4WDモデルで悪路走行をおこなうと顕著に出るようです。
トラブルの内容は、後輪側に強い駆動力がかかるような運転をするとCVTとトランスファーを兼ねたところにあるアウトプットシャフトが傷み、それを繰り返していくとそこからオイル漏れが起こり、次第にミッションケースの内のオイルが足りなくなり異音を発生、CVTの動作が正常に行われなくなるのです。
こういう症状が出るのは3代目モデルすべてではなく4WDモデルの中でも2005年10月から2008年8月までに発売されたものだけで、この期間に生産されたものだけ補償期間が延びているので、期間内であれば無償で修理と対策品への交換がされます。
HIDの故障
RAV4にはヘッドライト周りに不具合を抱えるものが多いようです。
症状は片側・・・必ず片側だけらしいのですがHIDヘッドライト、トヨタ的にはディスチャージヘッドライトと呼んでいますが、これがついたと思ったら消えて、一度スイッチを切ってまたヘッドライトを付ける形にするとまたつくのですがすぐに消えてしまうといったことを繰り返すようです。
この症状は典型的なバーナー、いわゆるHIDヘッドライトのバルブが劣化してきている兆候です。
修理にはバーナーの交換ということになるそうですが、ヘッドライトのバルブといってもハロゲンヘッドライトのように数千円で済むということではなく、30万円以上もします。
もしディーラーでバーナーを交換するのであれば、それよりももっと安く光量もある社外品がおすすめです。
純正品といえば耐久性命の部品なのですがそれが5年以内に壊れてしまうというのも驚きです。
「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」
RAV4が故障!修理か?買い替えか?迷う…
その問題の正解を詳しく教えます。
※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。
中古車なら足回りに注意
RAV4はクロスオーバーSUVで、オフロードマシンやSUVのように果敢に悪路に挑んでいくという車ではありませんが、ウィンタースポーツシーズンにおいては大活躍し、圧雪路であれば雪道も難なく走れる性能を持っている車です。
そのためか下まわりに大きなダメージのある車をよく見かけます。
雪道といえば凍結防止剤がつきもので、本来であれば雪道を走った後は下まわりまできれいにする必要があるのですが、それをおろそかにする方が多くその結果、錆が発生しその錆が足回りに大きなダメージを与えることになってしまいます。
コイルスプリング折れ、ショックアブソーバーのオイル漏れ、ブッシュの劣化、ジョイント部の傷みなどサスペンションの基本的な動きすらも阻害することにもなってしまうのです。
特に中古車でRAV4を購入した人は注意です。
前にオーナーがどういった扱いをしていたか全くわからないからです。
足回りのトラブルは乗っていればすぐにわかります、しかし足回りのトラブルは一気に広がる傾向があるため症状を感じたらすぐに対策に乗り出す必要があるでしょう。
スプリングで1本1万円ぐらい、ショックアブソーバーで1本8,000円ぐらい、その他ブッシュやジョイントなどをあわせると一か所で25000円から3万円ぐらい、4カ所すべてで12万円ぐらいはかかってしまいます。
整備工場から電話あり。車検に出してたRAV4はサスペンション故障等見つかり、修理費用だけで15万円かかると。「よく運転出来てましたね」「念力です(笑)」・・・前の所有者が14万kmも乗ってたが、15万km超えで廃車決定(ToT。キムタクが初めてCMに出演したモデルでしたが、残念!
— 野副秀樹 (@HidekiNozoe) August 7, 2012
ドライブトレーンの音
3代目モデル以降のRAV4にはトランスミッションとしてCVTが搭載されていますが、そのCVTが良く壊れることで有名です。
しかし、CVTのトラブルはCVTだけのとどまらず、それに直結されているドライブトレーンにも大きな影響を与えてしまいます。
特に4WDモデルは途中のトランスファーというギヤの組み合わせがあり、その先にはこれはFFモデルも同じですがデファレンシャルギヤというこれもまたギヤの組み合わせがあります。
CVTのトラブルによってしばらくの間、スムーズな動きができず、ガクガクした運転をしているとこういった機械的な部分を痛めてしまうのです。
ギヤのバックラッシュを生み出してしまい、駆動力が変化するたびにフロア下からカキンとかゴツといった音が聞こえ来るようになってしまうのです。
これを直すには、ある程度は調整でおさめることができるのですが、ひどい場合ですとギヤの交換を行わなければならなくなり、工賃あわせて10万円以上の修理費用が掛かってしまうことがあるようです。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇
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