マーチでよくある故障と修理費用

パワーウィンドウの不良

K12型マーチでよくあるのがパワーウィンドウに動きが悪いとか全く動かなくなってしまったという症状です。
これはガラスとドアパネルとの気密性を高めるためにつけられているゴム製のウェザーストリップが硬化し、ガラスが上下に動くときに抵抗になっているというのが原因です。
軽度な状態であれば専用のケミカルなどを使えばすぐに直ることもあり、それほどお金をかけずに直すことができるのですが、明らかに動きが悪いとなってしまうとウェザーストリップの交換などをしなければなりません。

 

更に症状が進行してしまうと、その抵抗がパワーウィンドウユニットやモーターの負担となってしまい、最終的にはメカニカルな故障となってしまいます。
これらのものが壊れてしまうと、ドア一枚当たり5万円ぐらいの修理費用が掛かってしまうので、少しでもおかしいと思ったらすぐに修理に出した方がいいでしょう。

集中ロックの不具合

K12型以前のマーチでは集中ドアロックに不具合を抱えるものが多くなっているようです。
運転席のドアをロックしても一部のドアだけロックできなかったり、中途半端な位置で止まってしまったりという症状が出るらしいです。
基本的には経年劣化ということになるのですが、原因は集中ドアロックを駆動しているモーターに駆動部のグリルが付着してしまい、モーターが正常に動かなくなるということらしいです。
これが発覚した当時は保証期間の延長を行っており該当車種は無償でこれらの部品を交換することができたのですが、現在ではその保証期間を過ぎていることからすべて自費となります。

 

部品交換には17000円程度の部品代に工賃が5000円程度かかるようです。
この交換部品は対策品ですので、リビルト品や中古パーツなどは使わない方がいいでしょう。

パワステ不良

2004年式から2005年式のK12型マーチでパワーステアリングの不調に悩む方が多いようです。
症状としてはいきなりステアリングが重たくなるというものや、アシスト量にムラがあるなどというもので、頻繁に出る場合やたまにしか出ないというタイミング的にもムラがあるようです。

 

こうなる原因はパワーステアリングを制御するコンピュータの不良で、改善にはこのコンピュータの交換が必要になります。
費用的には約20万円ということでかなりの高額修理となりますが、部品の性質上、中古パーツやリビルト品などは存在しないため、この額を払うしかないようです。

温度調節ができないエアコン

マーチでよくあるトラブルがエアコンの風に温度がうまく調整できないというものです。
冷房にしても暖かい風が出てきたり、暖房にしてもいつまでたっても冷たい風のままであったりと言ったもので、たいがいの場合はコンプレッサーやヒーター部は正常であることが多く、温風と冷風を調節するエアミックスダンパーの故障が原因となるようです。
このエアミックスダンパー内部につけられている切り替えのためのフラップを支える軸が経年劣化によって折れることがあり、それによってフラップが稼働不能となったことから、温風だけ冷風だけといった具合になってしまうようなのです。

 

これを直すにはエアミックスダンパーをアッセンブリー交換することになりますが、部品代はわずか1500円ぐらいで済むことが多いようです。
しかし、この部品にたどり着くまでが大変で、ダッシュボードからエアバッグユニット、メーターユニット、ステアリング周りなどをすべて取り外さなければならないため、相当工賃が掛かります。

 

部品代がわずか1500円で済むのに修理見積もりは6万円ほどになってしまいます。
確かに大変な作業で時間もかかるので仕方がないでしょう。

サーフが欲しい!けど故障しないか不安!
故障しない車を手に入れる超簡単な方法を教えます。

⇒詳しくはコチラ

初期トラブルで多いもの

マーチでは1か月後の新車点検でもよく引っかかるトラブルがあります。
それはリヤサスペンションにつけられているショックアブソーバーからのオイル漏れです。
ほぼ新車といっていい状態のものにつけられているショックアブソーバーですでにオイル漏れが生じているというのは、完全に初期不良か部品自体の不具合が考えられます。
わずかなオイル漏れぐらいですと乗っていてもわからないので、点検でも意外と見逃されることが多いようで、気がついたらショックアブソーバーが抜けていたなどということも多いようです。

修理はショックアブソーバーの交換となり、新品純正部品で1本8000円程度の費用が掛かるのですが、初期不良であり、比較的新しい段階で見つかることが多いので、無償で交換されることになります。

エンジンがかからない

バッテリーは正常、スターターモーターも元気良く回る、点火系も全く問題ない、こういった状態であってもエンジンがかからないということがマーチではよくあります。
その時、わずかでも車の中央あたりから油の切れた自転車のような音が聞こえてくるのであれば、燃料ポンプが原因となっていることが考えられるでしょう。

 

マーチの燃料ポンプはモーターの軸を支えるベアリングが固着しやすく、それによってポンプの吐出量が減ってしまい、当初はなんとなくエンジンにパワーがないというところから始まり、最終的にはエンジン始動困難に至ることが多くあるらしいです。
燃料ポンプは部品代だけ見れば新品で25000円ぐらい、リビルト品で15000円ぐらい、中古で1万円以下という金額で手に入れることができるのですが、付けられている場所が燃料タンクの中ということで交換作業にかなりの手間がかかることになり、工賃が大きく跳ね上がることがあります。
場合によっては15000円ぐらいかかることもあるそうなので、リビルト品などをうまく使って全体的な金額を安くする方法をとった方がいいかもしれません。

もしかすると買い替えしたほうが得するかもしれません・・・

修理より買い替えの方が得する