ブルーバードシルフィでよくある故障と修理費用

O2センサーの故障

ブルーバードシルフィには、突然のエンストやエンジン回転の不安定、エンジン警告灯の点灯などを引き起こすトラブルが続出しています。
このトラブルの原因のなっているのは、排気ガスの酸素濃度を測るO2センサーの故障なのですが、耐久性がないとか、外力によって壊れるというものではありません。
実はこのセンサーにエンジンの点火時に発生する点火ノイズが伝わってしまい、そのノイズによってO2センサーが壊れてしまうようなのです。

 

これはもともとの設計が悪いことによって引き起こされることになるので、日産ではこれをリコールとしました。
O2センサーとイグニッションコイルを対策品に交換するということが行われますが当然ですがすべて無償で行われます。

エンジンの元気がない

ブルーバードシルフィでよく見るパターン、アクセルレスポンスが悪いとかアイドリングがふらつくというものですが、これは非常に危険なトラブルの前兆である可能性があります。
ブルーバードシルフィでは燃料を噴射するインジェクターから燃料が漏れることがあるようで、それはエンジンを止めていても残った燃圧でもにじみ出てくるようなのです。
その燃料が温度の高いところに流れてしまったら・・・大変なことになります。

 

こういった症状を示すトラブルというのはいろいろな原因が考えられるのですが、そういった前例があるので、すぐにディーラーに持ち込むのがいいと思います。
もし仮にインジェクターからの燃料漏れであれば、純正パーツで4本25000円ぐらい部品代と1万円前後の工賃がかかります。
社外品ですと2万円ぐらいで手に入れられますがディーラーでの作業はできませんので、必然的に純正パーツを使うということになるでしょう。

スパークプラグの劣化

最近の車には標準でイリジウムプラグが付けられており、耐久性も高く、電極の減りもほとんどないようになっていますが、それでも長い間使い続けているとどんどん減ってしまいます。
特に初代モデルであるG10型に搭載されている直噴エンジンのQR20DDエンジンはスパークプラグへのダメージが大きいようでスパークプラグの電極の減りによってエンジンの不調を示すものが多くなっています。

 

修理に出して、診断機にかけてみてもどこにもトラブルが検出されない、仕方がないので基本に戻っていろいろなところをチェックしてみるとスパークプラグの電極がほとんどなくなっている、あるいは一部のシリンダーで失火を起こしているという状態が見つかるのです。
そこでスパークプラグをすべて新しいものに交換したら、エンジンの不調はすべてなくなったということが多いらしいです。
スパークプラグは消耗品です、タイミングを見計らって交換する必要があるのです。
交換といっても一本3000円ぐらいですのでそれほど大きな出費にはならないでしょう。

エンジンのハンチング

シルフィもブルーバードシルフィと呼ばれるぐらいのモデルとなるとそれなりに年式が進み、あちこちにガタが出始めます。
この症状もその一つ、エンジン回転数がハンチングを繰り返したり、時にはエンジンがストップしてしまうというものです。
こうなる原因にはいろいろなものがありますが、エンジンのどこにもトラブルがない場合はECUの故障が疑われます。

 

ECUのデータの不具合ということではなく、ECU自体のハードの故障で、直すには交換が必要となります。
最近はパソコンも安くなってきましたが、車のECUは相変わらず高額商品、10万円の予算を見込んでおかなければなりません。
中古品も出回っていますが、同じ症状を引き起こす可能性が高いため、中古品は避けた方がいいでしょう。

エアコンから風が出ない

エアコントラブルも低年式モデルにはよくあるトラブルです。
ブルーバードシルフィに多いのは、エアコンの風自体が出てこないというもので、それは度の吹き出し口でも同じ症状が出るようです。

 

エアコンの風を作り出しているのはブロアモーターという扇風機でしばしばこれが壊れることによって風が出ないということになることが多いのですが、この車ではブロアモーターよりもそれの電源供給を管理するファンコントロールアンプという電子部品が壊れることが多いそうです。
電子部品ですのでこれ自体を直すということはできませんのでそっくり交換することによって修理しますが、小さな部品ですので6000円ぐらいで直すことができます。

エンジン吹き上がりが鈍い

ブルーバードシルフィに搭載されているエンジンは燃費重視のもので性能的にはあまり良くなく、吹きあがりもそれほどいいものではないのですが、普段より明らかいに吹けが悪くなっている、なんとなくパワーが出ていないような気がするというような感じを受けたら注意しましょう。
この車のエンジンにつけられているエアフローセンサーは良く壊れることがあるようで、それによるトラブルの前兆かもしれないからです。

 

特にスパークプラグやインジェクタ、イグニッションコイルなどに何も障害がない場合はほぼエアフローセンサーのトラブルと思っていいでしょう。
修理するにはこの部分を交換することになり、部品代として新品で12000円ぐらい、社外品で8000円ぐらい、中古品で3000円ぐらいと工賃が5000円ぐらい必要になるでしょう。
繊細な部品ですのでできれば新品か社外品がいいと思います。

もしかすると買い替えしたほうが得するかもしれません・・・

修理より買い替えの方が得する