車が壊れたりしたら、通常ではディーラーに持ち込んだり、町の整備工場に持ち込んで直すことになりますが、車の修理というのはかなりお金がかかるものです。
直すために使う部品代もかなり高いですし、何よりも高いのが工賃と呼ばれる作業にかかる費用です。
部品代は自動車メーカー純正パーツですとディーラーは自動車メーカーの部品供給部門から購入してそれにディーラーの利益を上乗せしてし、更に純正部品は自動車メーカーとしての保証がついていますので、小さな部品でもどうしても驚くような金額になってしまうものです。
そして工賃ですが、これは修理の内容とか手間などとは全く関係のない形で算出されています。
非常に単純なのですが、一時間当たりの単価にその修理に関わった人員、要するにメカニックがどれだけに時間をかけて直したかです。
国産自動車メーカーのディーラーでは一時間当たり8000円とも9000円とも言われている単価となり、例えばエンジンオイルの交換をするのに1人のメカニックが30分で行ったとすれば、8000円×0.5時間ということで4000円が工賃としてはじき出されるのです。
実際にはそれに部品代や消耗品などが加算され、そこからお得意様割引やキャンペーン割引などがされることになり、ここで最終的な修理費用が出されるのです。
しかし、これがオイル交換作業などの簡単な作業で1万円以下の修理費用で済むのであれば、まあいいでしょう。
しかし、事故を起こしたときなどの大規模修理や手間のかかる修理をする場合などでは、それこそ何十万円という修理費用が掛かってしまうのです。
できればお金をかけないで修理したいと思うのが人の常ですが、ディーラーなど修理をすることによって利益を上げているところで修理するとなるとどうしてもかなりの金銭的負担が増えてしまうのです。
しかし、この修理費用を安く収めることができない訳ではありません。
それにはオーナー自らが動く必要があるのですが、それによって修理費用の大幅な節約ができるのです。
まずは部品代、部品代が高いのは新品の純正部品を使うからです。
ということは新品でないものや社外品を使えばいいということです。
中古部品といってもボロボロでは使い物になりませんが、例えば壊れた部品を直して正常な機能をともどしたリビルト品とか、あまり使いこまれていない程度の良いものを使えば、直すことができるのです。
それから純正部品でなくても社外品で純正部品と同等の背右脳を持つものやそれ以上の性能を持つものが販売されているのでそれをディーラーに持ち込んでそれを使って修理してもらえばかなり安く済みます。
例えば、よく壊れることが多いオルタネーターで見ると、ある自動車の新品純正パーツで5万円、リビルト品で3万円、中古部品で15000円、社外品のメーカー保証付のもので35000円といずれも新品純正パーツよりかなり安い金額で手に入れることができます。
それから工賃、これは要するにディーラーや整備工場に修理をお願いするから費用が発生することになるので、できる部分は自分でやってしまうということで工賃丸ごと節約することができます。
例えば、ラジエーターの交換からクーラントのエア抜きまで行うとディーラーではざっと考えても15000円以上の工賃がかかります。
これはラジエーターの交換やクーラントを入れること自体にはそれほど時間がかからないのですが、エア抜きに若干時間がかかるのでその分工賃も高くなってしまうのです。
これくらいの作業なら車の知識がある人では簡単に行えます。
自分でやってしまえば、15000円以上の工賃が0円になるということです。
オーナーの整備スキルによってもっと多額の工賃を節約することも出るでしょう。
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このように修理にかかる2つの部分をうまく処理すれば、修理費用も1/2から1/10にすることができるのです。
車の買い替えや処分を考える時は、あらかじめ自車の査定を忘れずに👇👇👇