アルファロメオ 車種別故障事例

アルファロメオ ジュリエッタでよくある故障、持病と修理費用

 

TCTのトラブル

アルファロメオの車といえば、セレスピードというトランスミッションが有名ですが、あまりにもトラブルが多すぎて、あまりいい印象はありません。

そのためかアルファロメオではその後継トランスミッションとなるAlfa TCTというDCTを開発し、ジュリエッタなどに搭載しています。
しかし、このTCTもトラブル続きでいろいろと騒がれています。

よくあるのがアクセルペダルを踏んでもすぐに走りださないというもの、エンジン回転数が上がって数秒後に走り出すという何ともお粗末なトラブルなのですが、このトラブルはホンダのDCTやセレスピードのように構造的な欠陥からくるものではなく、どうやら制御がうまくいっていないことから発生しているようです。

従って、その制御を行うコンピュータのデータを書き換えればいいということなのです。
アルファロメオではすでにその対策データの用意ができており、申し出によって無償で書き換えるということを行っているようで、書き換えが済んだものでは出だしでもたつくということが無くなるようです。

 

エアコンが効かなくなる現象

最新型のジュリエッタでは納車直後にもかかわらず、エアコンが全く聞かないというトラブルが多くなっています。

その原因なのですが、いろいろ調べてみると、エアコンガスはちゃんと入っている、コンプレッサーも直結してみるとちゃんと動くとよくあるエアコントラブルの原因となる部分は全てクリアしています。

しかし、通常の使い方ではどうしてもコンプレッサーが回ってくれないのです。

実はこのコンプレッサーを回すための電気系にトラブルが原因。

その元となるのがエボパレーターについている温度センサー、エボパレーターの温度を測るセンサーが壊れてしまったためにこれ以上冷やすと凍結してしまうという判断が下され、コンプレッサーを回す命令が出ていなかったのです。

ですから、直すにはこのエボパレーターの温度センサーを新品に交換すれば問題解決。
費用にして2万円ぐらいあれば直すことができるでしょう。

 

ジュリエッタのエアコン修理わず
ちょいちょいある故障で、センサーがボケるのが原因だそうで
対策品に交換
2016/11製造のものということは中期型あたりまで対象なのだろうか#エアコン #アルファロメオ #修理 #DIY #ジュリエッタ #alfaromeo #giulieta pic.twitter.com/wp4Plb4fyQ

— ぴーす (@ZAR94018_1742) 2017年8月1日

 

「修理か?買い替えか?どっちが正解なの??」ジュリエッタが故障!修理か?買い替えか?迷う…
その問題の正解を詳しく教えます。

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※故障してもいいと言う方は時間の無駄なので絶対見ないでください。

 

アイドリングストップが作動しない

一番新しいジュリエッタにはアイドリングストップ機構のスタートアンドストップ機能がついていますが、これがしばしば作動しないことがあるようです。

どの自動車メーカーのもののそうですが、問答無用でエンジンをストップさせるわけではなく、ある一定の条件がそろった時にエンジンが止まるようになっています。

このトラブルがジュリエッタのアイドリングストップの条件が厳しい設定になっていることがから起こるもので基本的にはトラブルではなく、仕様と見るべきでしょう。

設定が厳しいと思われるのがバッテリーの残量、バッテリーの電圧が少しでも低くなるとアイドリングストップが起動しません。

ジュリエッタのバッテリーは劣化が早いようですので、これよってアイドリングストップ機構が壊れてしまったという勘違いを起こしてしまうのです。

ジュリエッタはアイドリングストップに不具合があるらしいが。。

— 鯉キチ(M9) (@ymnmsyk) 2017年8月18日

フロントガラスのゆがみ

アルファロメオはイタリアの自動車メーカーですが、何といいますかお国柄の違いによるトラブルというか不具合がよくあるようです。

まずその一つですがそれを行ってしまったらキリがありませんが、フロントウィンドウとして付けられている大きなガラスのゆがみはどうにかできないでしょうか。

フロントウィンドウといっても全面にゆがみがあるということではなく、端などにレンズの様なゆがみある程度ですが、それが結構あるようなのです。

結構あるということは全てということではないということで、きれいなガラスがはめ込まれているものもたくさんあるようです。

そこでディーラーのその不具合をいうわけですが、100%何もしてくれません、一言「それが普通です」といわれてしまいます。
そうです、イタリアの自動車メーカーではフロントウィンドウの端にゆがみがあってもそれが正常な状態なのです。

国によるクオリティの違いということで片づけられてしまうのが関の山らしいです。

もしそれでも気になるのであれば自費でガラスの交換をするしかありません。

純正ガラスを使ってディーラーで行うと13万円ぐらい、ガラス専門店で純正ガラスを使うと8万円ぐらい、互換ガラスを使うと5万円ぐらいとどのパターンもそれなりに費用が掛かってしまうことは覚悟しておきましょう。

 

タイミングベルトがらみの故障

国産車からアルファロメオの車に乗り換えると必ずやってしまうのがタイミングベルトがらみの故障です。

異音やエンジン不調ぐらいで済めばまだ軽症です、ひどい場合ですとエンジン乗せ換えでとんでもない修理費用が掛かってしまいます。

国産車ではタイミングベルトは10年ぐらいもつものとされていますが、アルファロメオはメーカー的には5万キロで交換、実際には3万キロで交換しなければならないものなのです。

そういった中で国産車と同じ感覚で乗っていたらトラブルも起きるはずです。

アルファロメオ ジュリエッタのタイミングベルト交換は9万円ほどかかります。
はっきり言って安い金額ではありませんが、これをケチって行わないと最悪50万円の出費となってしまいますので気を付けましょう。

 

突然のバッテリー上がり

アルファロメオ ジュリエッタに乗っている以上突然のバッテリー上がりを起こすことは覚悟しておきましょう。

そういえる理由は、純正のEXIDE製のバッテリーの性能があまり良くなく、いきなりバッテリーが上がってしまうことがあるのです。

それまで普通に走っていたのに出先で車を止めて、用事を済ませてさてエンジンをかけようといった時にスターターモーターもうんともすんとも言わないという事態のなる可能性が高いのです。

準備のいい人は予備のバッテリーを積んでおくほどです。

できれば、バッテリーが上がった時にEXIDE製ではなく、日本製などの性能のいいバッテリーに交換したいものです。
社外品なら2万円もしないで交換することができるようです。 


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