BMW 車種別故障事例

BMW X6でよくある故障と修理費用

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エンジンオイルの量がおかしい

日常的なメンテンナンスとして欠かせないのがエンジンオイル量のチェックです。

特にBMWのエンジンはエンジンオイル消費(消費というより漏れ)が多く、何しろBMWとして1000kmで1.5リッター以下の減りであれば正常としているぐらいですから、普段からエンジンオイルの量がバンバン減っていますのでより一層、エンジンオイルの量のチェックは欠かせません。

エンジンオイルの量のチェックといえばボンネットフードを開けてエンジンルーム内にあるオイルレベルゲージを引っこ抜いて、先端についているエンジンオイルの跡で漁をチェックするものですがX6にはそれがついていないモデルがあります。

それならどこでどうやってチェックするのかというとオイルパンの底の部分につけられているオイルレベルセンサーという電子部品でオイルパン内のエンジンオイルの量をはかり、それがメーター内にあるインフォメーションディスプレイに表示されるのでそれでチェックをするのです。

要するに何もしないでドライバーズシートに座ったままでエンジンオイルの量のチェックができるということになります。

エンジンオイルの汚れ具合のチェックはできないものエンジンオイルの量のチェックはいつでもできますのでこれはかなり便利だと思いますが実はこの機能はトラブルが多いことで有名です。

症状としてはエンジンオイルの量が適量なのに「多い」と判断されたり「少ない」と判断されたり、残量を示す表示が点滅したりといった形で現れます。

原因のほとんどがオイルレベルセンサーの故障でそこからの信号が途絶えたり間違って送られたりすることで起こります。

オイル残量表示が点滅する時はオイルレベルセンサーが取り付けられている部分からのオイル漏れによって配線のコネクターの中にその漏れたオイルが入ってしまい、ショートを引き起こしている場合です。

実はBMWのオイルレベルセンサーはすぐ壊れることで有名で、どのディーラーでも各モデル用にオイルレベルセンサーをたくさんストックしてあるそうです。

どちらしてもエンジンにとってエンジンオイルはとても大事なもの、特にガソリンではなくてエンジンオイルを燃焼させて走っているのでは?などといわれるぐらいエンジンオイルの減りが早いBMWのモデルにしては死活問題ですので少しでもおかしいことが起こったらすぐに対処した方がいいでしょう。

修理としてはオイルレベルセンサーを交換します。

オイルレベルセンサーはオイルパンに下から付けられていますので、交換作業にはエンジンオイルの交換も含まれます
費用としてはディーラーで新品部品を使って直すと5万円ぐらい、社外品を使って町の修理工場で直すと3万円ぐらいとなります。

 

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BMW定番のエンジンオイル漏れ:クランクシール

F16型X6に搭載されているN55型エンジン、これもBMWのエンジンの例に漏れずエンジンオイル漏れのトラブルが非常に多くなっています。

X6で特に多いのがクランクシールからです。
クランクシールはクランクシャフトとの両端がクランクケースから飛び出しているところつけられているものでクランクケース内のエンジンオイルがクランクシャフトつたいに漏れて出てこないようにしています。

X6で多いは厄介なことにトランスミッション側です。

クランクシャフトはクランクケースの両端から飛び出しており、フロント側の飛び出したところにはクランクプーリーが付けられて補機類のプーリーを回しています。

一方、リヤ側の飛び出したところはそのまままっすぐにトランスミッションとつながるようになっています。

フロント側のクランクシールからエンジンオイル漏れが起きているのであれば、クランクプーリーにかかる補機ベルトを外してクランクプーリーなどを取り外すだけで交換作業ができるのですが、トランスミッション側となるとトランスミッションを取り外してからの作業となりますのでかなり手間がかかるのです。

本来の作業としては熱とエンジンオイルの攻撃性、経年的なものによって硬化してしまいぱっくりと割れてしまったクランクシールを交換するだけなのですが、それをするためにリフトアップしてリヤ駆動用のプロペラシャフトを抜いてトランスミッションを取り外して・・・といった作業をしてから出ないと手を付けることができないのはかなり面倒、当然ながら工賃がかなり高くなり、1000円もしないオイルシールを交換するのにディーラーで交換すると5万円以上の費用が掛かります。

ちなみに町の修理工場で同じ修理をするとその半額以下で直すことができるようです。

 

オルタネーター故障でエンジン掛からない

X6には車格に応じて比較的大きめのバッテリーが標準装備されているため、定期的に交換していればそう簡単のバッテリー上がりを起こすことはありません。

もちろん電装品をつけっぱなししてしまったとか何カ月もエンジンを掛けていないということであればバッテリー上がりを起こしますがまともな使い方をしている中ではまずありません。
しかし、オルタネーターが壊れてしまっては間違いなくバッテリー上がりを起こしてしまいます。

X6でよくあるバッテリー上がりの原因が実はオルタネーターの故障によるもので走行中に起きれば突然のエンジンストップは避けられませんし、エンジンがかかっていない場合ですとエンジンを掛けることができなくなります。

BMWの車につけられているオルタネーターはちょっと変わった壊れ方をします。

一般的によくあるオルタネーターの故障は内部のコイルの断線とかブラシの摩耗といったものが多いですが、BMWのものはブラシやコイルは正常なのに、ボルテージレギュレターという内部にある1つの回路が壊れてしまうことから充電することができなくなってしまうのです。

オルタネーターは三相交流発電機であって発電される電気は自動車で使われている直流電気ではありません。

これは最初から直流電気として発電させるより交流電気を発電させてそれを直流電気に変換させた方が効率が良いからなのですが、それを行うのが全波整流回路という部分でオルタネーターの内部につけられています。

実はもう一つオルタネーター内部つけられているものがあります。
それがボルテージレギュレターと呼ばれるものです。

オルタネーターはベルトを介してうけたクランクシャフトの回転によって発電するものですがその回転数によって発電する電圧が変化します。

アイドリング回転数など低い回転数では低い電圧となり、レッドゾーン近くの高回転域では自動車が必要とする12Vをはるかに超えた電圧となってしまうのです。

12V前後で正常に機能する電装品をたくさんつけた自動車に12V以上の電気流れたら全ての電装品は壊れてしまいます。

そこでボルテージレギュレターを使って電圧を12V以上(実際には14Vぐらいにはなりますが・・・)にさせないようにしているのです。

X6に搭載されているオルタネーターはそのボルテージレギュレターの部分が弱いようで電圧が高くなることはあまりありませんが、本来同じ発電量であるのにもかかわらず3Vになったり突然14Vになったりということを繰り返すようになってしまうのです。

これではまともにバッテリーに充電することなどできませんし、ダイレクトに電装品に12Vの電気を送ることなどできずに最終的には電力不足ということですべての機能がストップしてしまいます。
修理はボルテージレギュレターだけの交換といきたいところですがそれはできませんのでオルタネーターの交換で行います。

費用は純正新品部品を使って直すと8万円ぐらい、社外品を使って直すと3万円ぐらい、リビルトパーツを使って直すと2万円ぐらいとなります。


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